核戦争を防ぐことを理由にイランへの軍事圧力や攻撃を行ってきたのであれば、本来最優先で議論すべきなのは核開発問題ではないでしょうか。


ところが現在の報道を見ると、ホルムズ海峡の再開や原油輸送の正常化といった経済問題ばかりが注目され、肝心の核問題が後回しになっているように見えます。


世界経済への影響も重要ですが、そもそもの軍事行動の理由が核拡散防止であった以上、まず核問題の解決を明確に示すべきではないかと感じます。


今回の報道では、Donald Trump氏が「合意を急ぐな」と述べる一方で、「イランに核兵器は持たせない」という立場は維持しています。実際にトランプ氏は「イランが核兵器を開発することは認めない」と繰り返し発言しています。 


ただ、現在の交渉では、まず停戦やホルムズ海峡の再開を優先し、その後に核問題を本格協議するという流れが取り沙汰されています。そのため、「なぜ一番重要な核問題を後回しにしているのか」という批判が米国内の共和党議員からも出ています。