コロナが変えた高齢者ケアの考え方


2020年の

COVID-19 pandemic

は、介護施設の在り方にも大きな影響を与えた。


それまで日本では「施設を増やす」という方向で政策が進んでいた。しかし感染拡大により、施設はクラスターのリスクが高い場所として認識されるようになった。


その結果、高齢者ケアの考え方は少し変化した。


「施設に入れる」よりも

できるだけ自宅で生活を続けるという考え方である。


ここで注目されたのが

フレイル

という概念だ。


フレイルとは、健康と要介護の間にある「虚弱状態」を指す。

運動、栄養、社会参加を維持すれば、状態は改善する可能性があると考えられている。


つまり、

すぐ施設に入るのではなく、地域や自宅で生活を維持する。


この流れは

「地域包括ケア」という政策とも結びつき、


  • 在宅介護
  • デイサービス
  • 訪問看護



などの仕組みを強化する方向へと進んだ。


結果として、施設建設一辺倒だった流れは見直され、介護の重心は少しずつ「在宅」に移っていったのである。