政府及び民間企業等は、世界最先端の半導体製造に挑戦するラピダス株式会社に対し、昨日までに総額2,676億円の出資を実行しました。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) 2026年2月27日
出資の内訳は、情報処理推進機構(IPA)を通じた政府出資が1,000億円、民間企業を中心とした32社からの出資が合計1,676億円です。…
政府がラピダスに巨額の出資を行い、「国家的プロジェクト」として推進していることについて思うこと。
それは――
博打のような進め方だけはしてほしくないということです。
半導体は確かに重要です。
AI、通信、防衛、経済安全保障――
どれをとっても、将来の日本にとって不可欠な分野でしょう。
だからこそ挑戦する意義は理解できます。
しかし、国家プロジェクトである以上、「勢い」や「期待」だけで突き進むのではなく、冷静で段階的な判断が必要です。
・技術目標ごとに検証すること
・資金投入は段階的に行うこと
・撤退基準をあらかじめ明確にすること
・政治的メンツで延命しないこと
・国民への説明責任を果たすこと
これらが守られてこそ「健全な投資」です。
国策だから成功するとは限りません。
過去にも、大きな期待のもとに進められながら厳しい結果になった企業や事業はあります。
だからこそ、
挑戦するなら健全に、冷静に、透明性をもって進めてほしい。
→国益のためと言うのであれば、
成功だけでなく、失敗した場合の責任の所在まで含めて設計されているべきです。
国家の未来を賭けるのではなく、
国家の未来を守るための、理性的な投資であってほしいと願います。
私は、積極財政そのものを否定しているわけではありません。
ただ、その使い道が問題だと思っています。
将来性のある産業への挑戦も大切かもしれませんが、
まず優先すべきは、老朽化した道路や橋、水道、鉄道などのインフラ整備ではないでしょうか。
生活に直結する基盤を整えることは、景気対策にもなり、安全保障にもつながります。
派手さはなくても、確実に国民の安心を支える投資です。
積極財政をするなら、
まずは足元を固めることに使ってほしい。
それが、私の率直な思いです。