赤い風船◆第十話「マリー!ケン君よ~~。」 1階からお母さんの声が聞こえた。 どうしよう・・・私の鼓動は早くなっていく・・・・ なんで?なんでケン君は私なんかの家に・・・・・・? 「2階上げるわよぉ~~?」 お母さんがケン君を私の部屋に連れてきた。 ガチャ・・・・・・・ 「おじゃましマス・・・・・・・・」 ついにケン君が私の部屋に入ってきた。 「・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・。」 2人の間に長い長い沈黙が流れる・・・・・ みぃ⇔