私の名前は 水田マリ といいます。
私は暗い性格が災いして、友達はペットのピヨちゃんだけでして・・・。
一人が好きなわけじゃないんですけどねヾ(;´`A``
でも、気になる人は一人・・・
あ、あ、秋田ケン君っ(〃)
でも、ケン君は私と違って人気者。
私のことなんて、名前すら知らないんじゃないかな。゜゜(´`。)°゜。
私も、ケン君みたいに人気者になりたい。。。
変わりたい。。。
今日は土曜日。
「休みだから、ケン君も見れないなー。」
そう思いながらマリは窓の外を眺めた。
マリの家は学校から少し離れた、丘の上に建っているマンションである。
マリはピヨちゃんに新鮮な空気を吸わせようと思い、窓を開けた。
そのとき、マリは窓の外の木に赤いものを見つけた
「え?風船?∑(゜゜/)/ 」
マリははじめ誰かが手を離してしまった風船だろうと思った。
でも、風船には手紙が付けられていた。
そう、誰かが受け取って貰えることを願って飛ばした風船だったのだ。
マリはかわいい封筒に入っていた手紙をそっと広げてみた――・・・
作者 1stlife