屋台の手品売り | マスクドJの東京世田谷ライフ

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子供向け手品の本に

祭りで手品を売っている様子がよく描かれているが、

実際に自分は経験したことがなかった。

 

屋台と並んで、

手品をみせ、

その種、やり方、道具を

販売するというもの。

 

要はデパートの手品コーナーと一緒なのだが、

その雰囲気というものに憧れていた。

 

そしてその体験ができたのは

日本ではなく、

タイ、バンコクのナイトマーケットだった。

 

同行した人達はお土産目的に色な店を見て回っていたが、

自分は基本、この手品屋で模範演技をガン見していた。笑

演技が終わると売買の交渉が始まる。

 

どれも知っているものばかりだったが、

日本で買うよりも格段に安く

演技を楽しませていただいた礼も含めて

いくつか購入した。

 

お客は自分だけでなく、

外国人観光客、現地の方々も群がっていた。

 

これと同じことを日本でもできないかと、

ご縁のある世田谷商店街さんの「楽市楽座」というイベントで、

マジシャンの上口龍生さんの協力のもと、

お祭り露店の手品販売を実現した。

 

途中トラックのステージで、

手品を披露することもしてもらい、

手品文化の普及手段の可能性を模索する貴重な経験ができた。

 

もともと手品も

大道芸として

ストリートで披露し、

投げ銭をもらっていた面もある。

 

現代において、

中世のスタイルのストリートマジックをしているという

マジシャンのDVDを見たが、

演技内容はてじなーなら誰でも知っている

クラシックマジックそのもので、

特に真新しいものではなかった。

 

しかし、お客さん達がものすごく楽しんでいる姿も見られ、

手品ってやはりすごいなと、

その力を感じることができた。

 

このオーソドックスなスタイルの手品を楽しむ場所が

今の日本にはない。

 

いつかこのスタイルで

日本の方々が楽しめる場を

作ってみるのもいいかもと思った。