その日は
平日昼前、
新宿伊勢丹おもちゃ売り場を
私はスーツで歩いていた。
何故そんな時間にそんなところにいたのか
詳しく覚えていない。
おそらくすぐ上の階のレストランで
お客と食事する予定だったからかも
しれない。
ふと通りかかった
ちょっとした人混み。
そこはマジックコーナーで
男性が実演販売していた。
そこのスーツの方手を出して、
自分?
仕方ないので手を出すと
男はそこに100円玉を5枚ほど乗せ、
さらに金属の蓋のようなものを
被せ握らされた。
彼の掛け声とともに手を広げ
確認すると、金属の蓋はあるものの
100円玉が全て消えていた。
ビックリ!
もうビックリ!!
その場で購入。
家に帰り、
説明書を読み、
感動!
こういう仕組みになっていたのか!!
1人ニヤッとし、
箱に戻し、
タンスにしまった。
思えばこれが
本格的に手品にハマる
きっかけであった。