しかし一歩裏方に入るとガラリと別世界となり、おじ様方で埋め尽くされております。
例えば流通部門は取引条件の駆け引きの応酬で喧々諤々な環境です。
原料仕入れ部門も同じです。一次原料で希少物になるとまさに奪い合いの国際紛争的勢いです。
ブルースも以前ある原料の入手ルート確保のために、某国の山岳生産地域まで1人現地ガイドを連れて赴いたことがあります。途中現地軍による密輸品の取り締まりの検問があったり、灯りのない山道を事故とガス欠の不安を抱えて何時間もボロボロのレンタカーを運転したりもしました。
現地で言葉が通じない相手と身振り手振りのやり取り。取引先候補の現地案内の合間に、相手の目を盗んで現地の実売価格情報を集め、かなり高額にふっかけられた見積りに応戦するなど、情報戦と交渉合戦は当たり前です。
まさに冒険。そんな気分になります。
美容冒険家という肩書きはこれらの実体験から生まれた面がかなり強いです。
一見華やかな美容業界。
ミステリーの
「犯罪の影に女あり」ではないですが、
「美容の影に男あり」
なのです。