お疲れさまです!


今日も全顎矯正セミナーで「ヨシダ」に繰り出してきました。


今回勉強させて貰っているのは、非抜歯矯正。
今日、今まで一番疑問に思っていた事を質問してきました。


「何故、抜歯矯正をして不定愁訴が増える傾向があるのか?」


この答えは、簡単に書くとこうでした。


抜歯をして矯正して、それが正常な顎位だったとしても、舌との兼ね合いがとれないと起こってくるとのこと。小臼歯を抜歯すると、左右それぞれ7~8mmの幅径を顎を縮小しながらつめていく必要なあり、舌房を狭める傾向になる。舌が下がると、舌骨筋群から不定愁訴が頚の下に伝わっていく。。


筋肉と神経の解剖学的な解説で「舌位」という興味深い話が聞けました。


顎の縮小は、扁桃や上顎洞の広さとも密接な関係があるという話は前にも書きましたが、抜歯矯正をして不定愁訴を抱えている患者さんが多くいらっしゃる気がします。このセミナーを通じて、そういう顎位や解剖学的な知識を勉強していきたいと思います。


歯だけを診るのではなく、体を診ているんだなと改めて感じた一件でした。


これからのセミナーも、いい勉強になりそうで楽しみです♪