こんばんは。
最近,東京電力の電気料金が値上げになることで騒いでますが,
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
これってスゴく難しい問題ですよね。
原発問題は東京電力に全責任があって,
その賠償金を利用者から取るというのはいかがなものかと。
そういう気持ちも分かる。
でも,電気を使わずには生活できないようなスタイルにしてしまったのは,
私たち日本人全体にもあると思うんです。
電気の使用量が全体的に少なければ,
そもそも原子力発電なんてものはなくてもいいんですから。
東京電力のやり方は確かに傲慢かもしれないけど,
値上げは絶対にダメっていう利用者の考え方も傲慢なのかな,と。
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さて,本題はここから。
ちょっとですね,新しい塾の形を考えてみたんです。
前にも話しましたが,
今現在の塾のあり方って,
塾の授業に対してお金を取ってるんですよね。
でも,お金を払う側は成績の向上を期待して塾に入れる。
なのに,成績が向上しなくても授業料は一律に払う訳です。
ちょっと思ったのが,
子どもが1番勉強するのはいつかって言うと,
当然テスト前なんですよね。
それ以外の時期は勉強以外の部活とかに明け暮れるんです。
確かに,毎週塾に行くことが勉強のリズムを作るという面もあると思います。
まぁ,そういうケースは置いといて,
「テスト前だけ通える塾」というのはどうでしょう?
テスト前に焦る子どもたちの集中力はものすごいものがあります。
恐らく,何とかして欲しいとすがる気持ちは誰にでもあると思うんです。
そうなれば,もし教室に先生がいなくたって勉強できる,
すなわち,個別ブースにパソコンとかがあって,
そこで授業が放映されればいいのではないか,と。
しかもこの授業も,必ずしも授業になってなくても,
ただ単に先生が画面上で時間を測って,
穴埋めプリントの穴を埋めて暗記する,
ということをやってるだけでもいいのかな,と。
こんなことを考えました。
テスト前だけ通う塾の弱点があるとすれば,
その時期だけ講師を集めるのが難しい,ということだと思ったんですね。
だけど,この時期の子どもの集中力を考えれば,
ビデオ授業で全然問題ないと思ったんですね。
もし純粋に内容を説明する授業を受けたい生徒も,
単純にビデオ授業でいいと思うんです。
昔,入試前に天体の授業をやったことがあるんですが,
通常であれば8時間かかる授業を2時間で全部網羅しました。
何が言いたいかと言うと,
板書をすると時間が4倍かかるんですね。
それを,試験前の集中力をもってすれば板書なんか必要なく,
板書事項を全てプリントにして配布し,
それだけで授業することで時間を短縮することができるんです。
あとですね,
そもそも個別授業ってどうなのかな?って思います。
今世の中にあふれている個別授業って,
授業料だけの価値があるのかな?と。
理解できるまで説明する,っていうんなら個別授業の価値はないと思います。
もうね,個別授業こそ,
ひたすら暗記をさせてくれるような授業がいいですよ。
だって,勉強が苦手な子って,
復習とか自分でできないんですもん。
この点についてはまた今度。