- 実は私,現在某国家試験の取得に向けて勉強中なんです。
正直,こんなに1つの試験に向けて勉強してるのって,
大学受験以来なんじゃないかと思う。
就職活動もこれぐらい一生懸命になればよかったのかもって思う。
勉強のやり方を今まで塾とかでも散々教えてきたけど,
もちろん万人に共通の勉強法がないとは言え,
正しいことを言っていたのかは正直疑問。
今の自分の勉強法は,「基本的に書かない,見るだけで覚える」という方法。
この方法を思いついたのは,
1つには「書くのが面倒臭い」という気持ちもあります。
でも大きくは,前に立ち読みしたこの本が背景にあります↓
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- この本に書いてあったことで僕が印象に残ってるのは,
- 「同じことを6回見れば記憶として定着する」ということでした。
- 私たちが普段の生活の中で,
- 例えば英語を習ってないのに「デスク=机」というのを知ってるのは,
- 「デスク」をあたかも日本語であるかのように毎日のように見たり聞いたりしているからです。
- この理屈は分かっていたのですが,
- それを応用して勉強に活かそうとはしていませんでした。
- 今やっている方法とは,
- ①まずは理解できるスピードで,それなりに熟考しながら読む。
- ②理解したら,もう1度同じ箇所をサーッと素早く読む。
- ③後でまたその部分をサーッと読む。
- あとは③の繰り返し。
- 正直,6回も読むなんてことはしてないんだけど,
- 6回も読めばかなり記憶に残るんだろうな,という印象はある。
- この勉強法ができるようになったのは,
- 現在通っている池袋のクリエイト速読スクールの影響もある。
- (このスクールについては後日述べます。)
- 自分は本を読むのが非常に遅かったけど,
- 無理に理解しながら読み進めるだけが読書じゃない,
- ということはこのスクールで教わった。
- (文字通りそう教わった訳ではない。)
- そんな訳で,上記の①にはそこそこの時間がかかるが,
- ②以降は①にかけた時間の10分の1ぐらいで済んでいる。
- その短い時間で記憶が定着するのなら楽なもんだ。
- で,僕が前から目指そうとしている資格に,
- 英検1級と漢検準1級があるのだが,
- 両方ともテキストが分厚く,
- 更には載っている内容はほとんど知らないことだったりする。
- 英検1級については,単熟語集を買い,
- ちょっとだけ進めることもあったが,
- 1日に1ページとか考えてると,
- 終わるまでに1年以上かかる計算になる。
- しかもすぐにやめてしまう。
- そんなことの繰り返しだった。
- でも,今回の勉強法を考えれば,
- 単語なんて理解の為の熟考は必要はないのだから,
- 覚えても覚えなくてもとにかく見る回数を増やせばいいのだと思った。
- すぐに覚えられなくてもいいから,
- 毎日同じページを眺めるようにして,
- 1回のページ数をビックリするほど多くしよう。
上に書いた関先生も,
未だに毎年夏に2000個単語を新しく覚えてると書いていた。
- 正直,漢字については未知数だ。
- 読みはともかく,書きは眺めるだけでできるのだろうか…。
- ただ,漢字と言ってもほとんどは今まで習ってきた漢字の,
- 様々な部分を組み合わせたものがほとんどである。
- もしかしたら見るだけで覚えられるのではないか,
- とも考えている。
- この勉強法に成功すれば,
- 『ジェットが語る,勉強は目でやれ』
- とか
- 『勉強では鉛筆は持つな』
- みたいなタイトルの本,出せるかな。
今回の国家試験もとりあえず今月いっぱいで終わる。
来月から,いろんな勉強に取り組もうと思っている。
あと思ったのは,読書について。
本って,だいたい1回読んで終わりにしちゃってたけど,
1回読んでその内容が全て頭に入ってる訳じゃないよね。
逆に言えば,どんなに熟読したって1回じゃ頭に入らないんだから,
熟読をせずに素早く読むことを繰り返せばいいかな,と。
こういう発想ができるようになっただけでも,
速読を習った意味があったな,と思う。
せっかくのいい本なら,ちゃんと自分の中に定着させないとね。