「氷」の可能性期待=新たな火星画像公開-NASA
米航空宇宙局(NASA)は5月31日、火星探査機「フェニックス」が撮影した新たな画像を公開した。画像には探査機のジェット噴射口のほぼ真下に、輝いている平らな岩盤状のものが写っており、NASAは「氷の可能性が高まった」と期待を寄せている。
画像は探査機のロボットアーム(長さ2.35メートル)の先端に取り付けられたカメラで撮影された。
フェニックス計画の研究主任であるアリゾナ大学のピーター・スミス氏は「探査機の着陸時の噴射で、地表が5センチから15センチ削られ、氷が露出したのではないか」と指摘している。
出典:時事通信