ジャッキー・チェン&ジェット・リー共演、『ドラゴン・キングダム』レビュー | 無料カタログ

ジャッキー・チェン&ジェット・リー共演、『ドラゴン・キングダム』レビュー

『ドラゴン・キングダム』
監督:ロブ・ミンコフ
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラーノ、リー・ビンビン


 本作が売りにしているのは、もちろんジャッキー・チェンとジェット・リーの2大スターによるアクション。確かに冒頭から始まる2人のアクションは、ここ10年間で最高ともいえる。敵役のコリン・チョウとのアクションシーンも素晴らしい。


 物語の中心となる戦いのシーンは、初めから最後まで絶え間なく続く。しかし何か魅力が足りない。本作には、オリジナリティーと一貫性がないのだ(中国人である登場人物が英語を話すなど)。


 ストーリーは『ドランク・モンキー/酔拳』や『少林寺』、『白髪魔女伝』をごちゃ混ぜにしたようで、筋道も文化も無視されている。その兆候は、過去のカンフー映画の寄せ集めのようなオープニングクレジットからもうかがえる。


 主人公となる米国人の少年(マイケル・アンガラーノ)も、よくある「カンフーをマスターして女の子にもてる白人の少年」として描かれているだけだ。彼が強さを身につけながら、元の場所に戻ろうとする展開も、『オズの魔法使い』や『ベスト・キッド』をほうふつとさせる。そしてやはり過去の名作を超えることはできないようだ。(c)South China Morning Post/Clarence Tsui


『ドラゴン・キングダム』は7月26日より全国で公開予定。


出典:Web-Tab