格闘技やカンフー映画とか好きなんで、そういうのを扱った映画っていうだけで、とりあえず観に行っちゃうんですよね。
というわけで、この作品もプロレスを扱った作品だったので、あまり予備知識なしで観に行ってきました。

主人公は事故の影響で事故以前の記憶はあるものの、事故以降の記憶がない(その日あった事を一晩寝るとわすれてしまう)という障害をおっています(ドリューバリモア主演の「50回目のファーストキス」と同じですね)
記憶が出来ないため、すぐにメモを取ったりポラロイドカメラで写真を撮ることで記憶のかわりにしておき、次の日目が覚めたら必ず日記やメモを見て、事故以降の自分自身について知る、という作業が日課になっているわけですね。

そして彼はそれを秘密にしたまま、学生プロレス団体に入ります。事故の前に見たその団体の楽しそうな姿が忘れられなかったことと、好きな女の子がいることが理由ですが、もう一つ、脳が忘れてしまっても身体は覚えている、(筋肉痛とか痣とかは次の日になっても消えない)事が彼に取っては大きかったんですね。

記憶がなくなってしまう事について、彼は「生きていなかったのと同じ」だと言います。
正直、想像するのは難しいんですが、自分がその立場だったらどうだろう?やっぱり同じ事を思うかな?自分だけが世界から取り残されているような、そんな感覚かな。自分自身の将来に対しても不安で仕方ないだろうな。そんな障害とかなくても将来に不安があるのに、なおさらだよな・・・。

毎日の記録を残して、日記も書いている彼は一日一日を凄く大切に生きているんだろうな。じゃあ、自分は?流されてない?惰性で生きてない?そんな事を考えちゃいましたね。

あ、とりあえず一点書いて置かなきゃと思った事がありました。プロレス仲間に自分の障害の事がバレた時に団体の代表が「危ないからプロレスなんてやらせられない」、「ウチは安全第一だ」、などと言うんですが、さらにその後主人公を表に連れて行って投げ飛ばし、「お前は受け身も取れない」とか言うんですよね。
お前は、受け身取れないヤツに今までプロレスやらせてたのかよ!それで「安全第一」と言うなよ!とかツッコミたくなったのは僕だけでしょうか?
なんとなく、ものを書いてみたくなって、ブログを始めてみることにしました。

書くことは普段の仕事やら趣味やらかな?って思ってますけど、ひょっとしたら自分でも思ってもみないような
事を書いたりする事もあるのかも、なんて思ったりしてます。
書き始めると、自分ってこんな事考えてたんだ、みたいな事が出てくるかもしれないですしね。

楽しんで書いていこうっと♪