5月17日金曜日のサンラファエルです。
今回の一時帰国でも円安ドル高の影響を大いに享受しましたな。
それと改めて思うたんはね、チップ支払い制が無いことの有難さです。
アメリカではコロナ禍以降、『Tipflation』っちゅう新語が聞かれるようになりました。
これはね、サービスを提供する店側のチップの期待率が上昇したり、支払いを要求したりする業種が増えてることを指した言葉で、チップ・tipにインフレを意味するinflationを組み合わせた造語です。
ファーストフードやレストランなどでは、クレジットカードやスマホ支払いが普及し、それらを処理をする機器にはチップを加えられるようになってます。チップ金額を計算せんでもええように、パーセンテージで数字が出てます。そのパーセンテージが高うなって、最近では18%から25%が普通になってますな。
消費者リサーチ会社のTalker Researchが2,000人アメリカ人を対象に、Tipflationが消費者の懐にどれほどの影響を与えてるのかを調査しました。
その結果、平均的な回答者は決済時に提示された選択肢のプレッシャーや気まずさのために月に37.80ドルのチップを渋々渡してるっちゅうことがわかりました。
この渋々渡すチップのことを『guilt-induced gratuity』、罪悪感によるチップっちゅうて言いますねん。
回答者の約56%がチップを多く払うよう圧力をかけられることが日常茶飯事やと答えたようです。
確かに、チップ支払わんかいプレッシャー感じることは多いね。
ファーストフードやカフェなどでの支払い時に目の前でタブレットに表示されたチップ選択欄で『No tip』を押すとき、視線を気にしたり後ろめたさ感じたりすることあるからね。。。