516日木曜日のサンラファエルです。

昨夜はよう眠れましたわ。

さて、あれほど持ち上げられてたスーパーマーケットを中心としたセルフレジ拡大なんやけど、最近では撤去や使用制限の動き活発化してますな。食品産業協会(The Food Industry Association)の調査によるとね、セルフレジによる会計処理は2018年は全体の約18%2019年は約23%2020年には約29%、そして2021年には約30%に上りました。

そんな中、カリフォルニア州ではセルフレジを制限する法案が提出されたようです。

この法案は上院法案1446SB 1446)っちゅう名前で、大手スーパーやドラッグストアチェーンでの盗難を抑制し、セルフレジ人員を増やすことを義務付けた内容です。

この法案には、『セルフレジは10アイテム以下に制限する』、『店には少なくとも1台の有人レジを配置する必要がある』っちゅうて明記してるそうです。さらには、『一人のスタッフが同時に2台のセルフレジを管理することは不可』、『セルフレジ管理スタッフは他の作業を禁止する』とも。

この法案に対してカリフォルニア州小売業協会(California Retailers Association)とカリフォルニア州商工会議所(California Chambers of Commerce)は万引抑制に働かへんどころかスタッフ数の増加でかえって非効率やっちゅうて批判的です。

スーパーマーケットチェーン最大手のKrogerは、コロナ禍の3年前に開始したセルフレジのみ店舗のテストを中止しました。Targetは今年3月、セルフレジ『Express Self-Checkout』の利用を10アイテム以下の買い物客のみとする制限を発表してました。

Costcoではセルフレジの周りには会員カード不正使用を防ぐためにスタッフが張り付き目を光らせてます。

 

コロナ禍対策としての非接触決済っちゅうことが大いに評価されてたんがセルフレジ拡大の大きな要因やったわけやけど、『疑心暗鬼』っちゅうもんが本来的に存在するこの国では通用しにくいっちゅうことやと思うんやけどね。。。