ではいよいよ選手がどうやって6周回で7人を抜くのか説明します。

まずオートレースのコースは1周500メールあると書きましたが、その中で直線部分は手前の100メートルと奥の100メートルしかありません。ですので残り300メートルの半分、150メートルが1・2コーナーと3・4コーナーになります。
コーナーを周るには当然減速しないと周れませんし、コーナー周り終えた時は減速しているので直線はあっても最高速度で走る時間は一瞬しかありません。
ですのでオートレースはコーナーを如何に速く周るかが勝負の鍵であり、このコーナーの駆け引きにドラマがあり、魅力が隠されているのです。

前の人を抜く方法としてはコースの内側(走路側)からと外側(フェンス側)の2種類があります。
内側から抜くことを「差す」、外側から抜くことを「捲る(まくる)」と言います。
外側から抜くとなるとそれだけ大周りしなければならないので内側を走る人よりたくさん距離を走らないといけなくなってしまいます。ですので内側を走る人よりも相当スピードが出ていないと抜けません。
ですので内側から抜いていくのが主流になります。