先日、末っ子の高校見学に行ってきました。
現在、中学2年生の末っ子。
小学校から特別支援学校に通っています。
末っ子には軽度の知的障害があり、小学校への就学を決めるときは、本当に本当に悩みました。
地域の小学校に通うか、特別支援学校に通うか。
どちらにもメリット・デメリットがある。
その中で私が一番大切にしたかったのは、
「本人にとって、どちらが安心して通える場所なのか」
ということでした。
末っ子の成長はゆっくりでした。
正直、今みたいにお喋り君になるなんて、幼い頃は想像もできませんでした🤭
幼少期は、ほぼ毎日療育へ母子通園。
年長さんになってからは、バスに乗って一人で通えるようになりました。
少しずつ、少しずつ。
本当にたくさんの方に支えていただきながら成長してきました。
そして迎えた小学校への就学。
先生方からも、いろいろな意見やアドバイスをいただきました。
まずは地域の小学校にチャレンジして、難しければ中学校から特別支援学校へ進む方法。
途中から特別支援学校に転校する子もいるというお話。
地域の小学校も、支援の環境が年々整ってきていると聞いていました。
だからこそ、本当に悩みました。
末っ子がここまで成長できたのは、理解のある環境で、一人ひとりに合わせて時間をかけて指導や支援をしていただけたから。
そう感じていたからです。
もちろん、地域の小学校にチャレンジすることも、決して間違いではないと思っていました。
そこでしか経験できないこと、得られることもきっとあったはずです。
ただ、当時の私には大きな迷いがありました。
特別支援学校は1クラス6人ほど。
地域の小学校は35人から40人。
支援学級で過ごすこともできるけれど、基本的には通常の学級で過ごすことになる。
そこで私が思ったのは、
「この間はないのーーーー!?🤣」
ということ。
いや、本当に。
あまりにも人数の差がありすぎて。
この中間くらいの環境があればいいのに!
そんなことを何度も思いました。
でも、現実はそう都合よくはいきません。
悩んで、考えて、最終的に私たちは手厚く支援していただける特別支援学校への就学を決めました。
あれから何年もの月日が流れました。
末っ子は生徒会長を経験したり、いろんなことに挑戦したり。
真っ直ぐで素直なところは変わらず、末っ子らしく成長してくれています。
それは、これまで関わってくださった先生方のおかげでもあると、心から思っています。
ただ、高学年の頃、一度こんなことを言われたことがありました。
「なんでお兄ちゃんたちと同じ小学校に行かせてくれなかったの?」
その言葉を聞いたとき、末っ子にもいろんな思いがあったんだろうなと思いました。
私は、どうして今の学校を選んだのかを話しました。
そして、今まで経験してきたことは決して無駄ではないこと。
末っ子が末っ子らしく、こんなにも成長できていること。
そんな話をしたのを覚えています。
親が良かれと思って選んだ道でも、子どもには子どもの気持ちがある。
それも忘れてはいけないなと思いました。
そんな末っ子も、もう中学2年生。
今度は、自分で行きたい高校を見つけました。
先生から全寮制の高等学校があると聞いて、
「行ってみたい!チャレンジしたい!」
と、去年から話すようになりました。
そして先日、先生と一緒に高校見学へ行ってきました。
軽度の知的障害がある子たちが通う学校です。
そこで過ごしている生徒さんたちは、みんなとても頼もしく見えました。
寮の様子も見学させてもらいました。
私は、実際に見学して末っ子がどう感じるのか、それを一番大切にしたいと思っていました。
そして、見学を終えた末っ子に気持ちを聞いてみると、
「やっぱりここに行きたい!」
と。
その言葉を聞いて、私も応援したいと思いました。
まだ進学までは一年以上あります。
これから気持ちが変わることもあるかもしれません。
でも、本人が変わらず「行きたい」と思うのであれば、その気持ちを大切にしてあげたい。
きっと、今まで以上に大変なこともあるでしょう。
思うようにいかないことも、辛いことも。
新しい環境に馴染めず、悩む日だってあるかもしれません。
それでも、一つひとつ経験しながら、乗り越えていってほしい。
そして、困ったときには一人で抱え込まず、周りの人に頼れる人になってほしい。
母ちゃんは、いつだって強い味方でいたいと思います。
あの頃は、私たち親が悩んで選んだ進路。
今は、末っ子が自分の意思で進みたい道を見つけようとしている。
そう考えると、なんだか感慨深いものがあります。
これから先、どんな道を選んでもいい。
自分で考えて、自分で選んで、一歩ずつ進んでいってほしい。
母ちゃんも、まだまだ子育ての途中。
悩みながら、迷いながら、これからも一緒に成長していこうと思います☺️❤️