PBの拡大に対するメーカーの対応策 | JetClipper's Bar

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東京生まれですが、沖縄、多摩ニュータウン、横浜、尼崎、川崎を経て、三鷹市民になりました。

イオンのPBであるトップバリュが動き出している。

三洋電機から供給を受けて家電のPBをイオングループで販売すると発表し、翌日、今度は食品のPBの価格を下げると発表している。

かつてダイエーがPBで価格破壊に乗り出した時、日本のナショナルブランドはダイエーへの商品供給を止めるなどして抵抗した。結果、PBはNBより品質が劣るものというイメージがどうも定着したように見える。ただ、時代は変わった。中小メーカーも技術力を高めて来たが、大手メーカー、特に二番手以下のメーカーは開発競争の資金力や販売力に欠けているから巨大化した流通と組まざるを得ない。PBの品質も上がるしメーカーは工場の稼働率を高めることが出来る。


メーカーとしては価格競争力と品質を高めるとともに、競争環境を変えなければ生存できなくなると私は考えている。今まではメーカー間のM&Aは自社の拡大という観点で行われていたが、競争相手を少なくするという意味でのM&Aは必要になってくるだろう。技術力がある割りに販売力に欠けるメーカーを放置するとPBの生産工場になるからだ。またNBであっても3番手以下は市場に残ることがかなり難しくなることが予想されるから集中と選択を厳しくしていかなければ利益が上がらなくなるのは間違いがない。


日本はまだまだ国内製への信仰が強いが、こうしたアレルギーが薄れれば世界中から最適調達をするような時代になる。既に世界中の食品メーカーは巨大化してこうした流通に対応できるように体制を整えつつある。日本は人口減少時代に入った。日本人の胃袋を相手にしているだけでは企業が生存できなくなる前に早く手を打たなければならない。そして巨大化しなければおそらく世界中の原材料調達競争にも敗れるのだから。