「魔法使い 木村多鶴子 3」

ほんま、暑くて溶けそうです♪

木村多鶴子 58歳。 門真在住。

魔法使いなんです。

はあぁ・・・憂鬱・・・

うう~ん・・・辛いわぁ・・・

もう、便秘4日目・・・

今日1日、強烈に臭いのおなら出まくりです。

今日は、家に私だけやし

洗濯もんたたみもって

遠慮なしに

ぷっぷら、ぷっぷら、やってます。

でもね

おならは出るんですけど、

便意はないんです。

あ、また出た。

・・・いやっ!くさ!

もぉ、ほんまえげつない臭い。

自分でも、何回か「おえっ」てなりました。

洗ったばっかりの洗濯もんに

臭いが染みつかんかしら?て心配になるくらい臭いわ・・・

て、お父ちゃんの仕事に着ていく肌着の脇の下っ!

何これ!

黄色、黄色おぉ~なってるやん。

いやっ!これもや・・・これもやん。

なんか、醤油の煮染めたような茶黄色のんもあるう!

ほんま、男の人の汗てきついねんね!

ってこんなん言うてる場合ちゃうわっ!

ちょっと本屋行っとこ。

私、本屋行ったら、なんでかお腹痛くなって

便通あること多いんです。

夕方のこんな時間からやけど、

今日は皆、ご飯いらんて連絡あったし

用事ないけど、もういい加減出てもらわなっ!

あかんでもともとやし、本屋行ってみよう・・・

多鶴子自転車にて移動中・・・

車上にて、6発「すか屁」を出す・・・

到着・・・自転車降りる時も、平然とした顔ですか屁を

出す多鶴子・・・

はぁ、着いた、着いた。

は!お隣の西川さんとこのご主人やわ。

本屋さんに入らはる・・・

何の本買わはるんやろ。

おもろいから、ちょっと気付かれんようにして

見といたろ。

まぁ、しかし

このご主人、いつ見ても見事な

1・9分けやねぇ。

歳は50そこそこやのに、もう

典型的なバーコードの見本というか・・・

でもなんか憎めへんタイプやねん。

町内会の仕事も率先するタイプ

ではないけれど、

一生懸命してくれるし、

害がないっていうたら変やけど

嫌いやないん。

しっかし、スーツがヨレヨレやねぇ。

あっこまで崩れると

会社で奥さんも悪う言われますわよ・・・

う~ん、

クールビズかなんか知らんけどぉ

いつものスーツ姿に

ただネクタイとっただけって感じ。

もうちょっとおしゃれ意識せな

て・・え?

なんか今はやりって女性自身に

書いてあった「LEON」とか立ち読みしてるんですけど~(笑)

なるほど、おしゃれに目覚めつつあるって

ことか・・・かわいいやん♪

※実際は、入れ込んでるキャバ嬢に

え~とこ見せようと思って研究している・・・

あ、それどころやない!

私もお腹痛くなるよう頑張ろう!

10分経過・・・

あいたたたたたた・・・

やった!

やっぱり本屋効果は絶大やわ。

いい感じ、いい感じ!

はよ帰ってきばらな!

さぁ、自転車乗ってっと・・・

あれ、今・・・

西川さんのご主人・・・

5~6人の不良みたいな連中に

本屋さんの横の路地に連れていかれたやん!

たいへんや!

オヤジ狩りとかいうやつやないの?

ちょっと様子見にいかなあかんわ!

路地裏・・・

「おっさん、まぁ金出しとき。そしたら2、3発殴られるだけで

すましたるさかい・・・ははは」

「結局、しばかれるんや、ははははははははは」

全員金髪、茶髪の不良高校生が全部で6人。

西川さんのご主人びびってもうて

へなへな状態やないの。

まぁ、この状況やったらあ~なるのも仕方ないわね。

しかし!

若い男が、仕事もせずに

カツアゲとは言語道断っ!

しかも、1人に対して6人で取り囲んで

おもしろがってるやないの!

これは懲らしめたらなあかん!

ポコチン・マタンキ・シーダルマ♪(呪文)

懲らしめの魔法技っ!えいっ!

ボワンッ!

6人の金髪たちは、全員1・9分けのバーコードヘアーとなり、

なぜか上着は着ているのに、フリチンになった!



ボイン・ナイン・ツキテイカチョウ♪(呪文)


ついでにしばらく、こうしたるわ!



6人全員が、信楽焼のたぬきの置物のように

ひきずるくらい重くて、長いキンタマ袋になってしもた!

「うわわわわわ、どないなってんねん!」

「き・・・きき・・キンタマが、重くて歩けへん」

「うわ!お前髪の毛・・・ぶはは」

「アホ!お前もやて」

ぎゃはははははは!

おもろすぎ!

もう、笑ったらお腹に力入って、おならの音出てしもたわっ!

しばらくしたら、元通りなって

記憶も消えるけれど、悪いことしたら

キンタマが大きくなるように時間差魔法かけといてあげたから、

もうこんなことせんと改心するんやでっ・・・・・て

にし・・にし・・・西川さんのご・・・・ご主人?

不良の真ん中で

スーパーサイヤ人と見間違うくらいの激しい金髪で

しかも、6人よりも倍くらいの大きさのキンタマ見つめて

気を失いかけてる西川さんがそこにいた。

いや、どうしよう!入れ替えの魔法が

かかってるやん!

て、あいたたたたたた。

ああ、うんこ出る・・・あいたたた

西川さん、ちょっとそのまま待ってて!

うんこが・・・たはっ・・・魔法どころちゃう・・・くっ

後でまた来ます、たは・・・「ぷすうぅ~ん」

私は木村多鶴子 58歳。 門真在住。

魔法使い。

西川さん、ごめりんこ♪

でも、あとでちゃんと元通りにして、

記憶も消しとくから・・・許してね♪