失礼いたします。jetboyでございます。今日の「変」なひと
ですが、友達から聞いた話なので、出所は定かでは
ございません。ラジオ等で紹介された既出ネタなら、申し訳
ないですが、当時すごくウケた話なのでご紹介いたします。
「ヤンキーの悲劇」
そのヤンキーは、見た目はバリバリなのですが、めっちゃ
ビビり。関西で言えば「へたれ」な男でした。
街角で、前方から同タイプが歩いてくると視線を避ける
どころか、道をゆずっちゃう・・・みたいな。とにかく
見かけ倒しのヤンキーだったのです。
彼は「このままではあかん」と思い、とにかく
自分のヒビりなところを直し、気合いの入ったヤンキーに
なってやる!と 「絶対引かない」誓いをたてました。
その誓いが、即!悲劇につながるとも知らずに・・・
ある日、彼自慢のヤンキーシャコタン仕様の車で走行中、
後方から猛スピードでパッシングしながら同系のヤン車
が接近するのをルームミラーで確認しました。
ビビリな彼は、超焦りました。そして速攻本能というか
反射的に道を譲りました。
けたたましい爆音とクラクションを鳴らしながら、彼を
追い抜いていくヤン車。横に並んだ時、チラリと運転席
見たら予想通り1人「スゴイ」のが乗っておりました。
当然「くぉら!」と睨みながら抜いていったことは言うまでも
ありません。
そして彼はアクセルを抜いて「ほっ」としました・・・・
って「ほっ」じゃねーだろ!
絶対引かないと誓ったばかりやないか!と自問自答し、
なんと彼は追い抜いた車を自分がやられたと同じように
パッシングしながら追いかけはじめたのです!
いわゆる「あおってる」状態になりました。ヤン車の
テールトゥノーズです。前の車のヤンキーは一瞬驚いた
ようですがすぐに「なんじゃ!」とルームミラー越しに
メンチビームを彼に投げかけてきます。
「や、やばい」ヤンキーはヤンキーを知る。彼は相手が
バリバリの武闘派ということを、その視線をキャッチするだけで
瞬時に理解しました。
「あ、あかん」と完全に逃げ腰なのですが、もう一人の
自分が「誓いをたてたんやろ!」と鼓舞します。
そうこうしているうちにハッと気づくと、彼の車の周りに
追加で3台、しかも完全に包囲されている状態でヤン車
がやって来たのです!
そう、あおってる車が携帯で応援を呼んだのです。
おそらく、暴走会のために集合場所へ皆で向かっていたの
でしょう。あおり→即包囲だったようです。
彼は焦りました。誓いの日にいきなり人生最大の試練を
与えられてのです。うわっ!缶とか投げつけてきてるし。
うわわっ「停まれ!」て叫んでるし。
冷や汗を顔からだらだらと流しつつ、ビビりまくってる彼。
そして前の車が急ブレーキをかけ、強制的に停止させられました。
「くるぁぁぁ!」「いてもぉたろか!」ものすごい形相と
それぞれの威嚇言葉を叫びながら、全員首をかしげて下から
のぞき込む姿勢で次々と武闘派ヤンキー達が車から降りてきます。
腰がぬけて、た、立てないというか俺漏らしてるんとちゃう?
くらいビビッていたのですが、またもやもう一人の自分が
「ここで負けたら、今までのお前といっしょやないか!」と
彼を囃したてます。
「こらっ!出てこんかいっ!」5~6人のヤンキーに囲まれ
もう降りて出てゆくしかない状況の中、彼は決意しました!
「そうや!俺は今日から変わるんや!強いヤンキーになるんや!」
そう叫び、彼は勢いよくドアを開け、車から降りました。
一応、すごい気合いの形相だったので、それまで勢いづいていた
ヤンキー達も少し引いて、場が一瞬静まりました。
「こ、ここで、なんかガツンとかましたらなあかん!」
そう思ったのですが、何を言おう・・何を言おうと迷い
焦りながら彼のヤンキーコンピューターが選んだセリフは
「おい!俺を誰や思ってるねん!」でした。
そのセリフでビシッと決める!逆に相手をビビらせたるんじゃ!
そして彼は大声で
「俺を誰や思ってるねん!」と叫ぼうとしました。
しかし、究極にビビっていたので
「おいっ!俺は誰やねん!」と言ってしまったのです・・・・・
しーんと静まりかえるその場。
でもすぐに、皆様鬼の形相で
「知らんわ」「お前が誰か知るわけないやろ」
といった感じになりまして・・・
予想通り彼はボコボコにされたということです。
チャンチャン☆