「病者に対して唯病者を診るべし、貴賤貧富を顧みることなかれ、一握の黄金を以て、貧士双眼の感涙に比するに何ものぞ深くこれを思うべし」
緒方洪庵(1810~1863:江戸後期の蘭医)の記した『扶氏医戒之略』の第二条です。
洪庵は昨年初めのNHKのドラマ『浪花の華』(禁書のあたりは原作者の研究成果が生かされていますが、基本的に怪しすぎる話ですw)や、驚異的な視聴率をたたき出した『JIN』(これはSFなのでどうでもいいんですが、あんなに簡単にペニシリンはできませんw)などでも少しは注目されている人物です。
蘭医学を学び、天然痘治療のために大坂に除痘館(種痘館)を開き、後に適塾を開きました。適塾からは福沢諭吉や橋本左内、大村益次郎など幕末明治に活躍した人物が多数輩出されています。
この『扶氏医戒之略』の扶氏とはベルリン大学内科学教授フーフェランドのことです。彼の著書をオランダ語に訳した"Enchiridion medicum"(1838)に「医者の義務」という項目があり、そこを抄訳し十二箇条にまとめたものがこの『扶氏医戒之略』です。
お金と患者の感涙のどちらが大事なのかを問いかける、洪庵の医者としての心構えが表れています。
緒方洪庵(1810~1863:江戸後期の蘭医)の記した『扶氏医戒之略』の第二条です。
洪庵は昨年初めのNHKのドラマ『浪花の華』(禁書のあたりは原作者の研究成果が生かされていますが、基本的に怪しすぎる話ですw)や、驚異的な視聴率をたたき出した『JIN』(これはSFなのでどうでもいいんですが、あんなに簡単にペニシリンはできませんw)などでも少しは注目されている人物です。
蘭医学を学び、天然痘治療のために大坂に除痘館(種痘館)を開き、後に適塾を開きました。適塾からは福沢諭吉や橋本左内、大村益次郎など幕末明治に活躍した人物が多数輩出されています。
この『扶氏医戒之略』の扶氏とはベルリン大学内科学教授フーフェランドのことです。彼の著書をオランダ語に訳した"Enchiridion medicum"(1838)に「医者の義務」という項目があり、そこを抄訳し十二箇条にまとめたものがこの『扶氏医戒之略』です。
お金と患者の感涙のどちらが大事なのかを問いかける、洪庵の医者としての心構えが表れています。
現在の医者全員にいまだに問いかける名文だと思います。