通っている、東京から帰って来ると、9時過ぎの人気のない夜道を、ひとりで家まで歩きます。


寒くなり、空気も澄んで、先日は、夜空がとても、きれいでした。


自然の美しさにかなうものは、ありません。




月や、太陽は、こんなにも自然を裏切り続けた私達を、どうして裏切らないのでしょうか?


私達を、裏切ることはありません。




星空を見上げて歩きながら、この事実に、なんだか深く、感動しました。




森を、壊し、動物を追いやり、湖をちぢめ、オゾン層を破壊し、


自然に、ありとあらゆる裏切りをし続けてきた、人間を、


太陽はじっと、見守り、降り注ぎ、朝がきたよ、起きなさいといい、エネルギーを注ぎ込みます。


月は、夜をつれて来ては、さぁ、夜です。おやすみの時間です、と私達を休ませてくれます。




色々な、地球環境は変化したけれど、太陽と月が地球や人間を、照らすという事実だけは


変わりません。




いままでの、私の人生で、一番、辛かったときを過ごした何年間か後に、最初に思い出した感覚は、


お日様にあたると、気持ちがいい、でした。




その次に、道端に植えてある、ツツジ?かなんかが、春になって一斉に咲き出したことに


深く感動しました。




それからは、春に咲き出す桜、


新緑の緑、夏の濃い日差しに映える緑、


寒くなって、色とりどりに染まる木々や、山々。


凍りつく冬の、霜柱、


澄んだ空気の中の、美しい湖。


星や、月。




どれもが、ものすごい感動でした。


今も、その感動は変わらず感じることができます。





自然の美しさは、その何年間かがあった後こそは、よく解るものの、


その、何年間かはもちろん、感じないし、


その前にも、それほどには、美しく感じたことはありませんでした。



今は、自然の美しさに、心から感動することが、できます。





でも、人生には、つまづきが、あります。




人生に、つまづいたとき、その美しさは、私達の、目の前から姿を、消すでしょう。





でも、決して、自然は私達を裏切りません。


春が来れば、花が咲き、緑の季節には、葉を緑に染め、


そして、太陽が昇り、夜がくれば月が昇ります。




それは、私達が良い時も、悪い時もジッと、自然の恵みをもたらし続けています。






時がくれば、必ず、その美しさを感じることが、あるでしょう。



必ず、必ずあるでしょう。




今は、辛くても、必ず、自然の美しさに、深く感動する時が、あるでしょう。





その時まで、頑張って。





そして、いつでも、あなたの悲しみを一緒に背負うつもりでいる隣人が、そばにいることを


絶対に忘れないで下さい。