今、自分の住んでいる場所から車で一時間ぐらい走ったら、自分の生まれた街があります。
今でこそ、寂しい街並みになってしまいましたが、昔は賑やかだった…
弁当屋さんから香る、唐揚げの匂い、八百屋さんの特売品の声、ちょっぴり大人の気分を味わえたケーキ屋さん、いつも同じ場所で客待ちのタクシーのおんちゃん…
そして、いつも変わらずに見守ってくれてる山並み。
今の季節は、山肌の残雪が、仙人様の形になり、その模様がでたら田植えの時期だと、山が教えてくれるって祖父がいってた。
まだ、自分には愛する故郷があります。
ただ、福島の方々はその故郷に戻れない方々もいらっしゃると思います。
ほんとに心苦しいです。
ですが、いつの日か必ず戻れる日が来ると思います。
その為にも、今ある子供達の命を大切にしなくてはいけません。