<合成麻薬>運び屋母娘に懲役14~13年 千葉地裁 | ハレルヤ

<合成麻薬>運び屋母娘に懲役14~13年 千葉地裁

合成麻薬「MDMA」約8万9000錠(末端価格約3億6000万円相当)を密輸したとして、麻薬取締法違反などの罪に問われた、ともに無職の三重県桑名市、杉浦美保子(61)▽娘の同県菰野町、夕子(25)両被告の判決公判が7日、千葉地裁であった。大野勝則裁判長は美保子被告に懲役14年、罰金500万円(求刑・懲役18年、罰金500万円)、夕子被告に同13年、同450万円(同17年、同450万円)を言い渡した。空港や港での麻薬押収量としては過去最多だった。

 判決によると、2人は美保子被告がタクシー運転手当時に乗客として知り合った同県桑名市の無職、大須賀和太郎被告(55)=同罪などで公判中=らと共謀。今年3月12日、ドイツから成田空港に帰国時、合成麻薬をスーツケースに隠して持ち込んだ。

 2人は04年9月以降、14回にわたって薬物を密輸し、大須賀被告から一回につき一人当たり20万円の報酬を受け取った。大野裁判長は「報酬目的で『運び屋』を繰り返した。国際的な密輸組織の関与がうかがわれ、社会への影響も大きい」と指摘した