NEC(東京都港区)が22億円の裏金
NEC(東京都港区)が2006年3月期までの7年間で、経費を装い約22億円の裏金をつくっていたとして、東京国税局からこれを含め約23億円の所得隠しを指摘されたことが29日、分かった。業務委託を通じて子会社や下請けに作らせた裏金を還流させていた。本社幹部の指示で組織的に行われ、営業活動での接待などに使われていたという。
日本を代表する企業で巨額の裏金づくりが判明するのは異例で、同社のコンプライアンス(法令順守)体制が問われそうだ。
経理ミスも含めた申告漏れ総額 は40億円近くに上ったが、同社に繰越欠損があったため、法人税の追徴税額は発生しないとみられる。