活人剣
活人剣とは、人を斬らぬことではなくてこれを活かしてやることだ。
伸ばして己を活用できる・・・・・それだけの境地を拓いてやってこそ活人剣
と言えるのだ。
「・・・・どんな人間にも天賦の才能はあるものぞ」
それが家康の教えであったが、その才能を発見して、拓いてやれる器量が
なければ活かしてやったことにはならない。
そこで正宗は改めて、持てる力を出し切ることで自分の行動を割り切った
生き残ることはそのまま勝利に通ずるのだ。
いずれにせよ、伸るか反るかの瀬戸際なのだから、筋は通しておかなければならない。
人間が、借り物の体の中に、曲げられない自分の心を持って生き続ける。
<伊達政宗・山岡荘八>
何度、読んだろう?山岡荘八の伊達政宗
読むたびに 元気を貰う。勇気を貰う。真理に気づかされる。
瀬戸際に生きるとき。無から有を生む時。
他の人々には理解されない己の心のありよう。
自分以外のものの持つ力を合気道の極意で
活用する。
瀬戸際にあるとき 生き残る なんとしても
生き残ることなしに勝利を手にする事はない
ビジネス。
生きてあれば いつかは手にする 誉れ高き勝利。