【ダブ天国】by RANKIN TAXI
スカ、ロックステディなど、比較的単調でアップビートな曲調から進化していったレゲエミュージックは、
ある意味では≪リズムのスピードダウンの進化≫、
≪音の軽さから重さへの変化の進化≫って事かも。
(リリックの内容もラスタ思想や政治的な重いものが増えた)
さらに、そのスピード面での劇的突然変異がDubですかね。
Dubの語源はDubbing(ダビング)
Dubは元々、シングル(7インチ、45-フォーティファイブ)のB面を埋めるのに経費削減策として、ヴォーカルなしの'カラオケ'を入れたことから始まりました。
これが、バージョン、リディム、オケって呼び名ね♪
んでも、さすがにそのまま入れるのは面白くない。
と思ったエンジニアが、ミキシングのテクニックを競いながら、遊び感覚でいじり始めたら、それがある意味、偶然に無限の自由度をもつ新しい音楽の創造につながってしまったわけです。
初期のDubは今風にわかりやすく例えれば、Remixだね。
元祖は、ミキシングエンジニアの<キング・タビー>と言われています。
鬼才Dub職人、<リー・”スクラッチ”・ペリー> 。
レコード制作、プロデューサの彼は、ボブ・マーリー&ウェイラーズの活躍のきっかけを作った最重要人物ですね。
リー・ペリーは元オケをひずませ、ゆがませ、張り合わせ、独特の感覚で新しい曲にしている。
そしてさらなる進化が、ダンスホール、Deejayスタイル。
それまでバンド演奏だったレゲエはDubレコードを楽器のように使って、
さらにシンセサイザー、サンプラーなどのデジタル音で味付けしたまったく新しいレゲエが生まれた。
Dubはアーティストのバックトラックに使われるようになって、レゲエミュージックは再びスピードを上げるようになった。
現在Dubと言えば、Soundcrewのオリジナルトラックに、アーティストが元のリリックを替えて歌ったりするDubplateの事を指す場合が主流になってるけど、ジャマイカでは今もミキシング中にスピーカーがぶっ飛ぶ位ヤベェDubが脈々とRemixされてんだよ。
この前、井上陽水の「夢の中へ」ジャマイカンDubremix聴く機会があったけど、かっこいいアレンジはジャンル関係なくアガれるよ♪