【BORN BABYLON】by MUNEHIRO | 雷鬼音楽的生活

【BORN BABYLON】by MUNEHIRO

「聞いてよ昨日バビさんに職質されてさぁ
あいつらポケットやらバックやら持ち検しつけーよ」

「あっ…バビロンねぇあいつらとりあえず見た目で判断するから感じ悪ぃよな」

…と、何気なく使う頻度の多い言葉、『Babylon(バビロン)』なんだけど、実際はバビロン=警察ってわけではなくて、国家だったり権力だったり、自分を弾圧するもの全てを指す言葉。

文明に毒された大都会、西欧社会、西洋文明の事もバビロンっていうらしい。

前の日記にも書いたけどの一般のジャマイカ人はあまり使わない言葉で、パトワでもどっちかっていうとラスタ語ってか、レゲエ用語なんだろな。

バビロンの言葉の由来を調べたら、元々、起元前3千年紀末の「バビロニア」からきてる地名なんだね。

かなりザックリ概要を書くと、バビロニア王国時代のバビロンと周辺はユダヤ人の指導者層が強制移住(バビロン捕囚)させられ、この事件がユダヤ教を成長させる大きな契機となってさらにユダヤ民族形成史上、大きな役割を果たした。

ラスタファリズムの考えは旧約聖書が強くインスパイアされてるから、キリスト教の敵対宗教、ユダヤ教が邪悪な物の象徴、退廃した都市の象徴として「バビロン」と言われるようになったんだね。

現在のジャマイカではラスタ思想、バビロン的な考えは自己中心的な考えでもあるから同じジャマイカ国内でも嫌う人も多いらしい。

ちなみに、バビロンの反対に当たる言葉は『Zion(ザイオン)』ね。

現ジャマイカ人の祖先はアフリカ、エチオピアから奴隷貿易で連れて来られた人種だから、エチオピアを聖なる地として、自分の肉体は死んでも魂はザイオンに帰ると考え、エチオピア国旗の色である、赤 黄、緑(黒)のラスタカラーを象徴にしてるんです。