甘味処 あんみつと安倍川アイス
お菓子つくりは、あまり得意じゃないけど、
子育て中、90年代に大流行したシフォンケーキや、
湯せんで蒸し焼きするスフレ・タイプのチーズケーキ、
神戸のアンリ・シャルパティエを真似たフィナンシェつくりに燃えて、「わたしの十八番」にしていた時もあったねぇ~。
どこへお菓子を持ち寄るのも「シフォンケーキ一途」みたいな!
子どもたちが大きくなるにつれて焼き菓子作りやパン作りを卒業してしまった感じだ。
喜んで食べてくれる人がいないと、お菓子は作る張り合いもないものね~、ちょっと寂しいけど。
最近のおもてなしには、和菓子や、あんこを使ったデザートを作っていることが多い。
意外にも男性のお客様には、この「小豆」のスイーツが好評だわね。
外人には、まったくウケませんけど。
お友達のアミーガは、とっても上手に「どら焼き」をつくってくださるので、たまにいただいては、夫は大喜び。
わたしは、もっと簡単に、あんみつやアイスクリームの和風スイーツをおだししている。
本日のお客様には甘味処YUKKE庵です。
あんみつには、くだんのこの国の黒砂糖、ピロンシージョを水につけてしばらくおいて、やわらかくなったら火にかけ煮溶かしてガーゼで濾しています。
すばらしく美味しい黒蜜が出来ちゃう。
果物がたくさんあるこの国だから、フルーツ・クリームあんみつなんかをこしらえています。
先日、お見えになったお客様が、「日本でもあんみつは、めったに食べないなぁ、あぁ~、何年ぶりだろう?」なんておしゃっていました。
この国、牛がたくさんいますから、ゼラチンの生産も多くてゼリーのお菓子は定番ですが、溶けちゃうのが難点ね。
わたしは、伊那の粉末の寒天パウダーをたくさん持参しています。(もちろん当地でも寒天は買えますが)
あんこ+バニラアイスクリーム+きな粉+黒蜜の
”安倍川アイス”をお出しすることもあります。
小豆アイスや、抹茶アイスがないときはとっても便利。
あんことバニラ・アイスクリームの絶妙さに、
きな粉と黒蜜の懐かしい和の味のハーモニー。
あんこはソナロサの韓国食材店で見つけたこの韓国製のあんこ!
使えます!!40ペソ
日本にいた時にお客様にお出ししても、この安倍川アイスはびっくり大評判の和風スイーツなのだ。
取材にいらした編集者さんが、別の企画記事に取り上げてくれたほど・・・。
うーん!
今考えている「なんちゃって簡単スイーツ」。
かぼちゃのプリンに、カラメルの代わりに、このピロンシージョの黒蜜かけたらどうかなぁ~って思っています。
先日いただいたカボチャにピロンシージョを入れて焼いたメキシコのスイーツ(画像左)になんだか和風の懐かしさを感じちゃったんですもの。
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