お元気ですか?
風邪など、ひいてはいませんか?
この時期になって、漸くリアルなほどに貴方の温もりを思い出します。
そう、無情にも時を刻む針が、僕の今ある日々を少しかすめる様に。


去年の今頃、喧嘩が絶えなかったね。
会えばそればかり。


そう、あの時吐いてしまった嘘だけは、未だに後悔しています。
本当、ごめんなさい。
僕は僕がここに立っていることをどうしても誇示したくて、貴方の視界から消えてしまうことがとても恐くて。



貴方には辛い思い出ばかりだっただろうけど、僕は本当に本当に幸せでした。


夢を見ていたんだ・・・


何度も何度も自分をはぐらかしてきたものの、現実に貴方はもう僕との歩みを止めたわけで。
僕が僕自身のこの弱さを受け止めて、助けてあげるということが、貴方と離れることで学んだことです。
貴方が僕に別離を告げたその言葉そのものが、最大の愛情だったんだって今更気づきました。
だから今、こうして僕がここにいる。
あなただって同じ空の下、同じ空気を吸って生きている。
永遠に来ないなんて思っていた明日が、もう目の前に広がっている。


でもね、今晩だってきっとポケットにしまっていた貴方の温もりを、何処かに感じながら床に就くのでしょう。


また、あなたを傷つけしまうのなら、届かないでほしい、この想い。


思えば12月まであと少し。
貴方にクリスマスプレゼントで渡したはずのデジカメが未だに僕の家にあります。
結局、一緒にファインダーに入ることなんて一度も無かったね。
それで良いんです、良かったんです。
だって、あったらもっと辛かったもの。


僕は僕なりに、漸く届きだした光に身を委ねながら、日々精進します。
だから、貴方もどうか、どうか僕とすれ違う時には素敵な横顔を見せて下さい。


貴方にどうか、沢山の幸せが訪れますように。


僕の最後の愛情はこんな形でピリオドを打ちますが、こんな形でしか表現できなくてごめんなさい。


そして何より、半年以上も遅れてしまったけれど、本当に本当に有難う。


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