起きよ、光を放て!アラカン女たち -4ページ目

起きよ、光を放て!アラカン女たち

我慢する女、もう終わり。「いい妻」をやめて、人生を取り戻す。

家族旅行の途中で、
夫と息子に置き去りにされた日。



私は静かに、
「家族を辞める」と決めました。



あの日、
私の人生は一度終わって——
そして、始まりました。


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「そんなにつまらないなら
先に帰ったら?」



軽い冗談のつもりでした。



でもその瞬間、
私の人生は本当にひっくり返りました。


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それは家族で行った東京旅行の2日目でした。



この旅行には、
私なりの願いがありました。



夫婦関係をやり直したい。



結婚して38年。
私は何度も離婚を考えてきました。



でも心のどこかで、
「まだやり直せるかもしれない」



そんな最後の希望
持っていたのです。


だから私は、
精一杯準備しました。



苦手なリサーチをして
行きたい場所を調べ

 


移動時間を計算して
レストランを予約して



家族に行きたい場所を聞いて
全部旅程に入れました。



旅費も、
すべて私が出しました。



新幹線はグリーン車。
夜は高層ホテル最上階のレストラン。



夜景の見える席は
夫と息子の側。



私は背中で夜景を受けながら、
ただ、喜ぶ顔が見たかった。





 

2日目。

向かったのは
体験型のミュージアムでした。



水の中を歩いたり
花に囲まれたりする
幻想のような世界です。



ここは今回の旅行で
唯一、私が行きたいと言った場所でした。



でも館内に入ると、
夫も息子も明らかに退屈そうでした。



つまらなそう。
早く帰りたそう。



私は冗談のつもりで言いました。



「そんなにつまらないなら
先に帰ったら?」



すると——

本当に帰ったんです。



---



最初は冗談だと思いました。



でも外に出ても、
どこにもいない。



本当に
私を置いて帰ってしまったのです。



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館内では
たくさんの家族が楽しそうに過ごしていました。



花の空間では
天井から無数の花が垂れ下がり、
天井も壁も鏡張り。



私はその中で何度も、
青ざめた自分の顔を見ました。



周りは笑っている。



でも私は、
胸が詰まって息ができない。



親子連れが楽しそうに遊ぶ横で、
私は顔を引きつらせながら歩いていました。



---

別のセクションでは、
自分が描いた魚や鳥が
壁いっぱいに泳ぎ出します。



私は胸が張り裂けそうになりながら、
イルカを描きました。



やがてそのイルカが
本当に生きているように
壁を泳ぎ始めました。



私はただ、無表情でそれを見ていました。



胸が苦しい。
息ができない。

それでも私は思いました。

「最後まで全部見て帰ろう。」

意地になっていました。





 

でも

もしかして・・

 

 

外のカフェにいるかもしれない。
そう思って外に出ました。



でも、どこにもいない。



そのとき思いました。



本当に帰ったんだ…。

 

 



私は極度の方向音痴です。
(夫も息子もそれをよく知ってる。)



帰り方も分からない。



遠くに、
入場口で見かけた外国人親子がいました。



私はその人たちの後ろを
なんとなくついて行きました。



同じバスに乗りました。



バスは
東京駅らしい所で止まりました。



でも私は、
東京駅の入り口が分からない。



結局、30分以上、
駅の周りをうろうろ歩きました。


その間ずっと、
私は無表情でした。



涙は出ていませんが、
心では大泣きしていました。



こんな大人になって
こんな目にあうなんて。



大切に思ってきた家族から
こんなことをされるなんて。



もう、何が起きているのか、
分かりませんでした。






女性はときどき、
家族のためにすべてを尽くします。

自分の時間も、
お金も、
エネルギーも。

全部、家族のため。

でもその愛が、
いつのまにか

「当たり前」

になってしまうことがあります。

そしてある日、
ふと気づくのです。

「あれ?
私って何だったんだろう。」

そして私はそのとき、

与えることばかりで、

何も受け取ってこなかった自分

初めて気づき始めていました。







やっと息子からLINEが来ました。

合流して、私は聞きました。

「東京駅で何してたの?」

息子は言いました。
「運動靴見てた。」

夫は、何も言いませんでした。

ただ、そこに立っていました。

---

私は思いました。
(ちゃんと時間を取ってあるって言ってたのに…)



そしてそのとき、
何かが静かに切れました。



怒りではありません。
悲しみでもありません。



ただ、



「もういい。」



そのとき私は、
心の中で決めました。



私、家族辞める。

 

 





それは、


誰かを拒絶したわけでも、


壊したかったわけでもありません。

ただ——

「自分の人生に戻る」

そう決めた瞬間でした。


---


もしあなたが今、



・家族のために我慢している
・夫に失望している
・私の人生ってこんなもの?



そう感じているなら、
きっとこの先の記事が役に立つと思います。



これから、
「我慢する女を終わらせる」



そして——
受け取れなかった人生を取り戻すための再出発について
書いていきます。

 

 

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