起きよ、光を放て!アラカン女たち -3ページ目

起きよ、光を放て!アラカン女たち

我慢する女、もう終わり。「いい妻」をやめて、人生を取り戻す。

「もう妻、やめます」

 

そう決めたのは——


東京で、家族に置き去りにされた日でした。

 



私は、「家族を辞める」と決めました。

その日から、ルールを決めました。

・やりたくないことはやらない
・期待しない
・自分の人生を生きる

それまでの私は——

・我慢する
・話し合う
・嘆き、時々キレる

これを35年以上、続けてきました。

結果はどうだったか。

……みじめで、
何も変わりませんでした。



あの置き去り事件によって、

「家族をやめる」
心が座りました。

ただの同居人になる。

ご飯作らない。
期待しない。
怒らない。

とにかく、
「自分の人生を生きる」ことに集中する。

 



正直、怖さはありました。

でも「怖れ」より


「人生への失望感」が
大きくそれを超えていました。

夜な夜なSUUMOを見ながら、
「一人で住むなら、どこがいいかな」なんて。

「離婚」を

八分二分で考えていました。


それから
一週間くらいすると

不思議なことが起き始めました。

 



最初の変化は、本当に小さなこと。

ある日、夫が言ったんです。

「ご飯作ったけど、食べる?」

正直、びっくりしました。

この人が——料理?

でもその時の私は、

もう「家族」じゃないので(笑)

「ありがとう。じゃあ、いただきます」

と、普通に受け取りました。


別の部屋で真顔

するとこれが——

普通に美味しい。

いや、普通どころか、けっこう美味しい。

そこからでした。

朝起きると、ご飯ができている。
夕飯も、用意されている。

通販でお惣菜を買ったり、
スマホでレシピを見たり。

なんだか、

キッチンが活気づいてる?



そしてある日、夫がポツッと。

「今まで、何もしてなかったよね」

(ふん、気づいた?)

そう思いましたが、何も言いませんでした。

もう親しくないから(笑)

 

 



それから数週間。

夫は料理を覚え——
ブリ大根、魚の煮つけ、キーマカレーなど、

買い物に行き、

米を炊き、


なぜか
「米のざる上げ30分」

という謎のこだわりまで発揮。

さらに驚いたのは——

「何か手伝うことある?なんでも言って。」

と聞いてきたこと。

38年間、一度も聞かれたことのない言葉ですびっくり

その時、思いました。

私が「妻」をやめたことで、
夫は初めて——

自分の役割を、考え始めたのかもしれない。

もちろん最初は疑っていました。

どうせ三日坊主でしょ、と。

でも——

1ヶ月たっても
2ヶ月たっても

続くんです。

そして3ヶ月たった頃、気づきました。

この家、なんか居心地いい。

私は何もせず

 

自由で

 

怒る人もいない。
イライラもない。

……楽ちんだなぁ、って。

 

 



それから半年後。

私は夫に聞きました。

「ずいぶん変わったよね。なんで変わったの?」

すると夫は言いました。

夜な夜な、自分がしてきたことが浮かんできて、
眠れなかった、と。

「自分は悪くないと思ってた」

「でも——めちゃくちゃ悪かった」

そして、こう続けました。

「これからは、贖罪だと思って生きる」

正直、ちょっと笑いました。

贖罪って!(オーバーか!)

でも——
その言葉は、どうも本気でした。



しばらくして、

私も気づきました。

私も、いい妻ではなかった。

イライラしたり、
口うるさかったり、
気分で当たったり。

きっと、お互い様だったな、と。

 

いや、私こそ

愛を受け取れていなかったのかも、と。

 

 



そう思えた、ある朝。

気づいたら——

私は

夫に、ハグしていました。

一生ない。
絶対にない。

そう思っていたことが、起きたんです。

新婚の頃みたいに。

38年間、何度も離婚を考えていた私が——

朝のあいさつでハグしている。

人生って、本当にわからない。。

 


 


あの日、私は「家族を辞める」と決めました。

でも結果的に——

それが、夫婦をやり直すきっかけになりました。





もし今、

・私ばっかり頑張っている
・私っていったい、何なの?
・もう、人生に疲れた

そう感じているなら——

それは、あなたが悪いんじゃなくて

ただ「背負いすぎていただけ」
なのかもしれません。

次の記事では——

「日本の妻たちは優しすぎ(やり過ぎ)る」

この、一見おかしな現象の正体を
かなり本質的に書きます。

正直、ここを知らないままだと
同じ苦しさをずっと繰り返します。

逆にここが分かると——
楽になります。

 

 

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