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イエス様の足跡を記した4福音書の1/3が、イエス様の最後の一週間について記録しています。2000 年前の日曜日に、イエス様はろばの子に乗って勝利のエルサレムに入られます。「ダビデの子にホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に」

皆がしゅろの木の枝を取って、上着を敷いて主を迎えました。

月曜日には聖殿に来られて、商いをしている人々を皆追い出し、聖殿を清めて出て行ったのですが、実のないいちじくを呪いました。


 火曜日にはオリーブ山で世の終わりのことについて説教をされ、


 水曜日には、一日中黙想され、苦難を準備され、夜には葬られるために油注ぎを受けられました。


木曜日には弟 子たちと共に最後の晩餐をして、最後に弟子たちに仕えることを教えられ、足を洗われ、その夜にゲッセマネの園に祈りに上がって行かれます。


金曜日には夜中の1時まで、ゲッセマネの園で祈っておられたのですが、イスカリオテ・ユダが連れて来た兵士たちに捕まえられ、

 

2時にはアンナス大祭司長の所に行って尋問されました。当時の現職大祭司長はカヤパだったのですが、彼のしゅうとがアンナスで、アンナスが最も影響力をもっていたので、その人の所に行って尋問され、

3時にカヤパ大祭司長の所に行き尋問され、

5時に総督官邸で公会が開かれて、彼に罪があると裁いてから、ピラトの所に送りました。ピラトが予審をしたのですが、罪を見出すことができずに、彼の敵であったヘロデの所に送りました。

5 時30分にヘロデの所に送る時、その兵士たちはイエス様を卑しめて、鞭打ちにし、再びイエス様を

6時30分にピラトのもとに送り返しました。そしてピラトが死刑宣告をして、十字架 刑を言い渡し、その次に主が

7時に兵士から卑しめられて、鞭打たれて、十字架を背負いゴルゴタに行き、

9時に十字架につけられ、

6時間苦しんだのですが、

午後3時に息を引き取られました。

 ヘブル13章12節「ですから、イエスも、ご自分の血によって民を聖なるものとするために、門の外で苦しみを受けられました」


オランダの光の画家と呼ばれているレンブラント。その人の作品『十字架をたてる』という作品があるのですが、イエス様が釘打たれて十字架を立てる場面を描いた絵があります。イエス様は苦しみの中で血を流しておられ、体重ゆえに様々な人がその十字架を引き上げるのですが、まさにその絵をよく見れば、兵士たちと共にベレー帽をかぶった人が一人います。この人がまさにレンブラント自身なのです。

 

「イエス様が私の罪のために十字架につけられた。私がまさにイエス様を十字架につけた人」であると彼は告白し、その絵の中に自分自身を入れたのです。

私たちがイエス様を釘付けにした人です。どうしてでしょうか。私たちの罪のために主が死なれ、私たちの過ちゆえに、主が死なれたから主を十字架につけたのです。

私たちの罪と過ちのために十字架につけられて血を流し、主が死なれました。

 

「彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され」

私たちのそむきの罪のために主が刺し通されて血を流されました。