『ストルゲ』親愛 ‥‥親子間の愛を示す愛。

 

あやまった偏愛 母リベカは長男エサウより次男ヤコブ愛し長子権利騙し取るよう指南しました。

創27:6 このことが20年間も兄弟関係を壊した原因です。そのような母リベカの偏愛教育方針で育ったヤコブも成人後、同じ過ちを犯し、子供達12人中、年寄り子ヨセフにだけ偏愛して、

創37:3 袖付の長服を与え、兄弟関係を壊し全員不幸にしたのです。親は平等に子供たちを愛するのが原則なのです。 

ロマ12:9 「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。」

 

母リベカ 創27:13「わが子よ。あなたののろいは私が受けます。」

ただ、やり方は正しくないが息子への親愛はありました。母リベカは「自分が呪われて滅びてもいいから身代わりに子供が祝福を受けて欲しい」と考えました。ある意味、イエス様が身代わりに呪いを受けた心境に似ています。

Ⅰペテ1:18 「ご承知のように、あなたがたが父祖伝来のむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちる物にはよらず、1:19 傷もなく汚れもない小羊のようなキリストの、尊い血によったのです。」

 

教会で小さな子供を持つ母親たちが我が子の泣く声を聞くと、たくさん集まる雑踏の中でもすぐにその泣き声を聞き分けて、走って行くという光景は何回見ても不思議です。無関心な一般の人には同じ種類の子供たちの声に聞こえるものですが、母親だけは違います。わが子への特別な親愛と感心があるからです。

さらに驚異は「オギャー」と泣いているその声の微妙なトーンの変化をとらえて子供がおしめを取り替えて欲しいのか、お腹が空いているのか、どこか体調が悪いのか、おおよそ見分けてしまうのは母の愛の不思議です。

 

私たちが神様に捧げる異言の祈りも同様の愛の不思議があります。私たちには人の異言の祈りも自分の異言の祈りもいつも同じように単調に聞こえるものですが、私たちに深い愛と関心を寄せておられる神様は全く違います。その霊的トーンの微妙な変化をとらえ、私たちの問題が何であるか、悩み苦しみが何であるか、その必要としている祈りのリクエスト一切が何であるか等を見事に聞き分けて瞬時に完全理解してくださるのです。まさに神様の愛の不思議です。

異言でたくさん祈りましょう。 

 

ロマ8:26 「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。8:27 人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。」