総合格闘家の征矢貴(そや たかき)選手 29歳

 

名門パラエストラ松戸に所属し(現 ブラックベルトジャパン)

修斗出身フライ級で活躍し現在RIZINでも活躍中の選手です。

 

格闘技界では人気が出てきている選手ですが、一般的にはまだそんなに知名度はないとは思いますが

征矢選手は「クローン病」という難病を公表しており、

私も「難病を患っている格闘家」として征矢選手を知りました。

 

 

 

 

 

クローン病・・大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といい、狭義にはクローン病と潰瘍性大腸炎に分類

難病情報センターHPより抜粋

 

征矢さんが発症したのは22歳頃、はじめは「なんかトイレ(大の方)が近いな・・」

という感覚があったそう。

でもトイレに行っても出ず・・という状態から症状がはじまったそうです。

 

大腸性潰瘍炎を患っている芸能人や知人の話は聞いたことがあり、とても苦しそうだな、と思っていました💦

クローン病も同じような症状みたいです。

 

お腹の痛みと闘い、1ヶ月素麺しか食べれない時期もあり痩せ細り

だるさや発熱も続き、生きることが大変で格闘技の練習どころではなかったようです。

 

再発もありつつ食事療法と東洋医学を活用し、トレーニングを続け格闘技に復活し

今ではRIZINに出てKOを量産しており、蘇っただけでなくちゃんと勝利をおさめる

本当にすごい選手だと思います。

 

リングネームも「松戸の不死鳥」ですからね🐦‍🔥

 

元々厳しい道場で評判の名門パラエストラ松戸に10代の頃から所属し

プロデビューも10代なので才能もあったのでしょうけど、頑張る根性がすごいんだろうな、と思います。

 

 

征矢選手の命式は稀に見る珍しい命式なので、このまま命式の話に行きたいところなのですが

もう少し征矢選手について、命式以外の話をしたいと思います。

 

 

征矢さんは現在29歳でもうすぐ30歳になります。

 

征矢さんは20代前半ちょうどクローン病を発病した頃、同時に結婚もしていました。

 

そして結婚してあまり経たない中、奥さんは白血病で亡くなっています。

 

これだけの情報を書くと「どんだけ不幸なの?」と思ってしまうと思います。

私も思いました。

 

 

 

 

 

↑こちらの「街録」で奥さんのことは少しですが触れています。

 

・奥さんは21歳で亡くなった

・征矢さんと知り合った時にはすでに病気を発症していた

それに対するインタビュアーの質問

「いわば人生のリミットが決まってしまった人となぜ結婚しようと思ったのか?」に対して

・奥さんは事情があり施設で育ち「家族」がない子だった。だからこの人と早く結婚して「家庭」を持とうと思った という回答

 

 

征矢さんも大変だけど奥さんもすごく波瀾万丈だったのだなぁ・・と思い

奥さんのことをもっと知りたくなりました。

どういう人だったのか?とかいろいろ

 

調べようとしても情報は少ないのですが、亡くなった後、仲間の方が奥さんが残した手記を形にして残しています。

 

 

全て読むには有料なのですが、購入して全部読みました。

 

蓮さんという女性で大変な運命を背負っており、また外見はとても可愛い人でした。

 

有料となっているからあまり内容は書けませんが、本当にこんなに波瀾万丈な人生があり

21歳で亡くなってしまったけど、濃すぎる人生を生きた女性だな・・と感じました。

 

征矢さんのクローン病もこの頃発症してしまったようで、お互い支えたくても大阪と千葉で

離れて治療して過ごしており、近くに居れないのも苦しかっただろうな・・と思います。

 

蓮さんは友人と会社をやっていたそうで(なんの会社かは不明)

格闘技関係の友人が多くいたようで、そこを通して征矢さんと出会ったようです。

朝倉未来さんとも友達だったようです。

 

征矢さんと過ごせた時間は長くはなかったけど、お互いを強く想いながら最期までの時間を過ごしていたのだと感じました。

 

もうすぐ死ぬと悟っている中、愛する旦那さんを想う言葉と

まだ一緒に生きていきたいという気持ちと

もうすぐ旦那さんを解放してあげれる=自分が死ぬ という感覚

でも自分が死んでもすぐには他の女性を好きにならないで欲しい、という女の子らしい感情

 

いろいろな手記が綴ってあり、読んでいて泣いてしまいました。。

 

 

この21歳で亡くなった蓮さんという女性は、小さい頃から普通の女の子だったら味合わないような苦労をしていて、

亡くなるまでの数年間で愛する男性と出会い

僭越ながら「命を燃やして生き切ったのだな」ということを感じました。

 

 

そして彼女であり奥さんでもある蓮さんが亡くなった後

征矢選手はその現実と自身の病気と格闘技と様々な事柄と、

一体何重苦あるのだろうと思うような生活を過ごします。

 

普通こんなに抱えてしまったら、流石に格闘家として復帰できないだろう・・

と思ってしまいますが、征矢選手は復帰したんですよね。

 

もちろん亡き奥さまの気持ちも背負っていたのだと思いますが

こんだけ力を出せることはすごすぎると思います。

 

なのでもちろん命式は気になったので命式を見たところ

命式もすごいな〜とびっくりしました。

 

長くなってしまうので続きはまた次回書きます。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。