私と妹が 生まれた時に

母の実家から お雛様を 贈られました。

子供が 小さい頃 何回か 飾りました。


その後 度々 引っ越しをし

そのうち 猫たちが 来て、

私の実家に

一式 預けたままになっていました。


それを 昨日 引き取りに行きました。

夫が 作ったばかりの パンを
持って。



このお雛様は

段の組み立てが それは 困難です。

私が  描きました

イラスト入り マニュアルが

同じ箱の中に ありました。   音符




押入れで

父の父の 学校のアルバムも 見つかりました。

今は マンモス化してしまった 学部ですが

当時は 学生数も 少なかったようで

ひとりひとり 撮られた 写真も 立派でした。

この祖父は

その後 乗っていたタクシーごと

急行列車に はねられ

亡くなりました。


お雛様の 木箱を

夫が よいしょよいしょと 運んでいる間に

父に 呼ばれました。

母の妹から

母方の祖父の 履歴書が 送られて来たそうです。

手書きの原本と ともに

今では 珍しい 青コピーも 同封されています。

父が さらに 普通のコピーを 取り

「1部 預かってくれ」。

さらっと 読みましたところ

普通の 履歴書です。

しいて言えば

転勤が 多かったことくらいです。

経緯が はっきりしないのですが、

叔母には 子供がいないので

大事にしまってあったものを

母に 託したかったのかも知れません。


父が 原本の、興味のあるところに

鉛筆で 丸を付けてしまい

母に 怒られていました。    にこ



父方と 母方 両方の

祖父のものが 突然 現れて

面食らいました。