ご覧になりましたか?再放送とは言えど感想書いていきたいと思います。
黒執事への愛全開で、原作との違いなんかも織り混ぜてお話しできたらと思います。セリフものせます!
ただ、最終回まで出来る自信ない(;´д`)
でも、頑張るよ!
第一話ということで、ストーリーの概要をwikiより引用。
舞台は19世紀末期のイギリス。名門貴族・ファントムハイヴ伯爵家の執事セバスチャン・ミカエリス。彼は日頃の執事としての業務は勿論、全てにおいて完璧。まだ年若い主人シエル・ファントムハイヴと共に裏家業である「女王の番犬」として動く。悪魔であるセバスチャンと契約をしたシエルは暗い過去を持っていた。シエルの過去や因縁、事件などに翻弄されつつ、セバスチャンとシエルが難問を解いていく。
第一話 『その執事、有能』

公式サイトのあらすじ
ファントムハイヴ家に来客予定の日。
朝、いつものようにシエルを起こした後、超一流なファントムハイヴのもてなしの準備にかかる執事セバスチャン。しかしその一方で、セバスチャンをあっと言わそうと、使用人のバルド、フィニ、メイリンが独自に準備にかかる。
その結果は…、全て大失敗。来客まで残り時間わずかとなった最悪の状況で、セバスチャンがとった行動とは!?
感想は話に沿って厳選された十枚(アメブロの限界枚数)の画像にコメントやセリフをつける形でお送りします(^o^ゞペカッ
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話はシエルとセバスチャンの契約のシーンから始まる。
セバスチャン「ひとたび信仰を拒否すれば神の門をくぐることはもはや叶わぬ」
シエル「神を信ずる者がお前を召喚するものか」
セバスチャン「今一度問う。汝、契約を欲するのか?」
シエル「くどいっ!契約し、直ぐに我が望みを聴き届けよっ!」
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名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリス。彼は知識・教養・品位・料理・武術、全てにおいて完璧。我儘な12歳の主人を相手に、今日も漆黒の燕尾服姿で華麗に執務をこなしている。
ロンドンから少し離れ霧けぶる森を抜けると、手入れの行き届いた屋敷が現れる。
その屋敷に住まうファントムハイヴ家当主の朝は一杯の紅茶(アーリーモーニングティー)から始まりまる。
セバスチャン「坊ちゃん、お目覚めの時間ですよ。」
セバスチャン「本日の朝食は、ポーチドサーモンとミントサラダをご用意致しました。付け合せはトースト、スコーンとカンパーニュが焼けております。どれになさいますか?」
シエル「…スコーン。」
セバスチャン「本日は朝食後、ローマ帝国史の権威、ユーグ教授が、ご昼食後にはポセイドンカンパニーのダミアーノ様がいらっしゃいます。」
シエル「あぁ、インドの工場でぬいぐるみの製造を任せた男か。」
セバスチャン「イタリアの方だそうで、ご満足いただける最高のおもてなしをご用意させていただきます。」
シエル「この香り…アールグレイか。」
セバスチャン「えぇ、ジャクソンのアールグレイを。食卓でお待ちしております。では」
★ここで、原作とは違うポイントを紹介しよう。原作では
シエル「この香り…今日はセイロンか」
セバスチャン「ええ、本日はロイヤル・ドルトンのものを」
っていう会話で紅茶の種類が違う。たぶん、アールグレイの方が視聴者に分かりやすいとか言う理由で変わったんだと思う。憶測だけど。
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前述通りセバスチャンは完璧執事。今日はお客様がいらっしゃるということで、張り切って完璧におもてなし準備。
セバスチャン「銀食器(シルバー)は鏡の様に一点の曇りもなく、テーブルクロスにはシミ一つない新品を。坊ちゃんのお気に入りの白薔薇は傷んだ花を摘み美しく。おもてなしの要であるディナーには、選び抜いた食材を贅沢に使用して下ごしらえ。これぞ一流、ファントムハイヴのおもてなし」
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一方、庭師のフィニアン、メイドのメイリン、シェフのバルドロイは張り切って準備をするセバスチャンをみて、
バルドロイ「いつまでも小バカにされてたまっか!一歩先行くサービスで、あのセバスチャンをあっと言わせてやるんだよ!」
と、無駄に張り切ります。無駄に。(笑)
そして、
セバスチャン「で、何をどうすればこういうことになるんです?」
フィニアン「効果あると思って除草剤の原液を直接かけちゃいました」
メイリン「お客様用のティーセット出しておこうとしたら転んで台車ごと」
バルドロイ「生肉が置いてあったから焼いてやろうと思ってな。その…火炎放射器で。」
無駄に。の意味がわかったでしょ?
この三人の使用人全くといって良いほど仕事ができない(笑)
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あの更地は和風な石庭に。訪れたダミアーノとセバスチャンの会話が少しあり、ダミアーノはタナカに連れられシエルのもとへ。
バルドロイ「ま、間に合った」
フィニアン「僕が慌てて買いに行った砂利がこんなスゴイ庭になっちゃうんだー」
セバスチャン「ファントムハイヴ家の執事たるものこれぐらい出来なくてどうします。まだ先があります。坊ちゃんがお客様と商談をしてる間に行きますよ」
フィニアン、バルドロイ、メイリン「はい」
ファントムハイヴ家の執事たるものこれぐらい出来なくてどうします?
っていうセリフも有名だよね♪
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シエルとダミアーノは双六をしながらの商談。
ダミアーノ「東インドの紡績技術の進歩は目覚しいものがあります。優秀な人材も育ってきておりますし」
シエル「死者の目に魅入られる。ついてないなぁ。1回休みか」
ダミアーノ「今こそ、好機なのです。わが社も事業拡大を進め労働力を確保したい」
シエル「貴殿の番だ」
ダミアーノ「え?はい。では、失礼して…。はい。5と。そこでなんですが、さらに1万2千ポンドほどお力添えをいただければ。伯爵にとって不利益な話ではないと思います。わたくしはファントム社の足となり南アジアでも更なる飛躍を…」
シエル「迷いの森で足を失くす」
ダミアーノ「え?」
シエル「また貴殿の番だ。僕は1回休みだからな」
ダミアーノ「えぇ。はい。6と。」
シエル「待った。3だ。」
ダミアーノ「え?しかし…」
シエル「足を失くしただろう。これ以降は出た目の半分しか進めない」
ダミアーノ「はははは。随分とシビアな双六ですな。足を取り戻す手立てはないのですか」
シエル「一度失ってしまったものは二度と戻ることはない」
ダミアーノ「あ!」
シエル「紅蓮の炎に身を焦がす」
ほんとにシビアなすごろくだこと。
★またまた、原作とは違うポイント!
すごろくのシーンは原作にはないシーンです。というか、原作では訪れるのはダミアーノではなく、クラウスという人物。
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フィニアン「メイリンさん ワインこぼしてるー!」
メイリンが手元を狂わせ、テーブルクロスに ワインをこぼした。が、ワインが床に滴る前に素早くテーブルクロスだけがが引き抜かれる。
テーブルの上のグラスの水が静かにに揺れる。
ダミアーノ「お?テーブルクロスはどこ?」
シエル「クロスにちょっとした汚れが付いていたから下げさせた。気にしないでくれ。」
セバスチャン「大変失礼致しました。ごゆっくりお食事をお楽しみ下さい。」
ダミアーノ「あ、いや。はははは。恐れ入りました。ファントムハイヴ伯爵、 これは実に優秀ですな。」
シエル「奴(これ)は僕の下僕(もの)として当然の仕事(こと)をしたまでだ。」
セバスチャン「主人の言うとおりでございます
。わたくしはあくまで執事ですから。」
シエル「ふっ」
あくまで執事ですからキターーーーー(笑)
一話は有名なセリフがポンポン出てきて幸せですヽ(´▽`)/私はシエルの「これは~」ってセリフも好き。原作にもあるんだよ。
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双六の続きより契約をさっさと済ませたいダミアーノだが、そうはさせないシエル。
ここでダミアーノぎ電話を借りに行く。
セバスチャン「お茶をお持ち致しました」
ダミアーノ「すぐ戻る」
シエル「なんだ・・・香りが弱いな」
セバスチャン「お客様に合わせ イタリアの紅茶をお持ち致しました」
シエル「イタリアの?」
セバスチャン「イタリアはコーヒーが主流。質の良い紅茶にはなかなか巡り会えないのですよ
。やはり、お気に召しませんか?」
シエル「そうだな。気に入らない。」
セバスチャン「デザートの用意をして参ります」
シエル「あぁ、最後まで存分に堪能させてやれ。ファントムハイヴ風のもてなしをな。」
セバスチャン「イエス マイロード」
この会話、一見普通の会話だけど裏の意味が込められていると思うの。
イタリアの紅茶=ダミアーノ
シエルはダミアーノが気に入らない。後に理由は明かされるけど。
このシーンはそれを知っているセバスチャンがシエルに命令を催促しているようなものだとおもう。
敢えてイタリアの紅茶を出すセバスチャン。
↓
シエルがイタリアの紅茶(ダミアーノ)を気に入らないことを確認。
↓
デザートの用意(ダミアーノを痛め付ける準備)
↓
シエルはファントムハイヴ風のおもてなしをしろ(罰を与えろ)と命令。
↓
イエスマイロード
原作でも、裏の意味が込められた二人の会話があるのでそれも楽しみのひとつです。
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ダミアーノ「全く。子守はやってられん。あぁ、工場はとうに売り払ってある。後はあのガキから巻き上げた金を私の財布にすっぽり収めれば。従業員?そんなもん知ったこっちゃねぇ。 あ、いや、とにかく、後の手続きはお前に任せる。あぁ、問題はない。所詮相手は子供だ。」
と電話で話していた。これがシエルが気に入らない理由。
ダミアーノがホールの階段を上る時、肖像画の顔が死者の仮面に見えたり、前から仮面をつけた男がくるのが見える。
ダミアーノ「ん?」
ダミアーノ「また、気のせいか」
<死者の目に魅入られる>
「ん?馬鹿馬鹿しい。あれ?ここでもない。ここでも。何て広い屋敷なんだ。応接室に戻れんぞ。」
<1回休み>
ダミアーノがホールの階段から落ちてくる。階段で転んだせいか、足が変な方向に曲がってる。
メイリン「大丈夫ですだか?あさって!あさっての方向に曲がってますだ!」
バルドロイ「おいおい、どうした」
メイリン「お客様が」
<迷いの森で足を失う>
這ってでも逃げようとするダミアーノ
メイリン「おきゃ、お客・・・様」
目の前にセバスチャンご現れる。
セバスチャン「どちらへ行かれるのですか?おもてなしはまだ終わってはいませんよ。デザートが残っております。どうせ足を失っては半分の目しか進めないのですから、ごゆっくりなされてはいかがですか。」
ダミアーノは恐怖で部屋へと逃げ込んだ。
ダミアーノ「くそ、何も見えん。」
足音が扉のすぐそこへと迫ってくる。
ダミアーノ「物入れか!」
手に触れた取っ手を引いて中に逃げ込んだ。
ダミアーノ「くっそ、何て狭さだ。何だ?甘い香り。」
覗き窓が開けられセバスチャンの瞳が!
セバスチャン「何てせっかちなお客様でしょう。オーブンの中のデザートにまで手をお出しになるとは。」
といいながら、オーブンに火をつけるセバスチャン。
ダミアーノ「オーブン?開けろ!開けてくれー!」
セバスチャン「ふーん。イタリアの方はご存知でいらっしゃいませんか?プラムプディング、ミンスパイ。ここ英国には肉の脂を用いたデザートが数多くあるんです。」
<紅蓮の炎が身を焦がす>
ダミアーノ「ぎゃー!」
バルドロイ「今の声、なんだ?」
フィニアン「さぁ…あ!セバスチャンさん!」
セバスチャン「今日はご苦労様です。よろしければ、レモンメレンゲパイはいかがですか?甘い物は疲れが取れますよ。」
バルドロイ、フィニアン「え?セバスチャンさーん!」
セバスチャン「そうだ。バルド。後で業者が来ます。調理場のオーブンを新しい物に替えさせて下さい。」
バルドロイ「え?オーブン?」
セバスチャン「ダミアーノ様!ファントムハイブ流のおもてなし骨の髄までご堪能いただけましたでしょうか」
黒焦げ姿のまま屋敷内から這って逃げる人影
ダミアーノ「マンマミーア!」
シエル「ふん。ふふふ。あの無様な悲鳴、まるで絞め殺された豚だな。工場を黙って売却しておいて労働力の確保とは。ふん。隠しおおせると思ったか!マヌケなペテン師め!」
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双六をやっているときからお仕置きが始まっていたの、セバスチャンが双六に合わせてお仕置きをしたのか。黒執事の黒いところが存分引き出されていましたね。私が思うに第一期第一はが一番黒いと思います。悪魔が人間をいたぶっているのですから。
★原作とは違うポイント
来客はダミアーノではなく、クラウスと前述しました。ということで、クラウスって誰だよって人のために補足。
クラウスはシエルが小さい頃からの知り合いで、先代からの付き合い。だから、信頼関係があります。いわば、味方というか、シエルにとっては駒のひとつに過ぎませんが。
一方、ダミアーノはシエルを裏切った悪者。
おもてなしの意味がことなります。よって、原作ではクラウスが罰を受けることはありません。原作ではクラウスがシエルに頼まれていたゲームを持ってくると言う設定です。
このゲームにも色々な意味が含まれてますが今回はアニメの感想なので深く掘り下げません。
気になる方は原作をぜひ読んでください。
第一話は特に何回見ても面白い回です。
裏の意味がある会話が聞けたり、有名なセリフがたくさん聞けたり黒執事をよく知る上でもおすすめの回です。
第二話 「その執事、最強」は1/9東京MXにて放送です。お見のがしなく。
感想をいつになるかはわかりませんが書きます。