ハイリスク -2ページ目



本日2つ目ですwww
よかったら他のも宜しくです。


自称ス~パ~ヤンキ~で、超大モテ。

暴走族に入り、彼女は100人超えの伝説を持つ男が。



「夏は俺のための季節っすよ。

祭りに海にナンパに喧嘩にと

男の華の季節っすね。」とね。



いかにも遊んでますよ!と。

俺は夏が似合うんですよ!と。

女にも困ってませんよ!と。



そうおっしゃる武藤君(20歳)なんですが



所詮ホラ吹きの

アニメオタクなんで

一歩も家から出てないから

全く日焼けせず

絹のような白さの肌を

露出しながら

何のためらいもなく

「夏は俺の季節」と言うあたりは

やっぱス~パ~スタ~ですね。



せめて海にナンパにバイクにと

外で遊んでるのを強調してるんだから

肌くらい焼いてこいよ。

真っ白な肌のどこに

説得力があるんだ?



しかもこの前武藤様がおっしゃっていたウソには

私たちは本当に驚かされました。







武藤「先輩・・・俺、許せないんですよね。

はんにゃっているじゃないですか?

あの「ずくだんずんぶんぐん」は

実は俺が考えたんっすよ。

あいつら汚えマジで。」







武藤・・・世の中には

無理がないウソと

無理があるウソの二つがあるんだ。





しかしお前は

その基準を越えてしまって

「無謀なウソ」っていうジャンルを

作ってしまったね・・・





そのウソのどこに勝算があって

私にかまそうと思ったの?



本当によく驚かせてくれる子です。



どうもこんばんは。

武藤の面倒を見てるJESSEです。





最近、思う事があります。



ずくだんずんぶんぐんを

俺が考えた!と言い張る男に

頼りっきりじゃないか!と。



こりゃ一発、気合い入れて考えなきゃいかん!と

いろいろ考えたところ

おもしろいかどうかはわからないですけど

やってみたいことができました。







コントですよ。

漢字で書いたら

「魂」を「賭す」と書いて

「魂賭」ですよ。



過去2回、仲間を引っ張ってきては

無理矢理に参加させて

夜のマックでいきなり披露してきた即興コント。

久しぶりに挑戦してきました。



ネタ製作時間20分。

友達二人を呼び出し説得すること

2時間強。



首を横に振り続ける二人に対し

粘り強く交渉を続けてなんとか了承させ

今回は初のトリオで挑みます。









夜8時に男3人がマックに突入。

全員アイスコ~ヒ~のみを注文し席に着く。



夜8時のマックは夏休みの部活帰りっぽい高校生が

あちこちに座っている。

女子高生グル~プがやたらとでかい声でしゃべってる。

家族連れもいる。カップルもいる。みんな幸せそうだ。



そんな中、私達が話の内容にそぐわないような

大声で話を始める。



話の中身はとても大声でしゃべるような内容ではない。

しかし声を張らなければ周りに聞いてもらえないのだ。





A「最近さ、好きな人ができて悩んでるんだよ。

どうアプロ~チしていいかわかんなくて・・・」



JESSE「おおお!好きな人ができたのか!」



B「マジで?どんな感じの人なん?」



A「年上で落ち着いててさ。

なんていうか・・・包容力がある感じで。

年齢の割にはかわいいとこもあるんだ。

ちょっとドジな所もあって

そこもまたいいんだなコレが。」



JESSE「俺も年上好きだから気持ちわかるわ~。

しゃべってると安心感があるよな。

ある程度バカなことを言っても受け入れてくれるし。」




B「名前は?名前はなんていうの?」



A「ミヨちゃんっていうんだ。」



B「どこに住んでるの?」



A「うちの近所だよ。意外と近いんだ。」





B「年はいくつ?年上って言ってたから

20代後半ぐらいか?」









A「たしか61歳。」







B「へ・・・・・・・・?は・・・・?

はぁ!!??!!!??

おま・・・落ち着けよ!61歳なんて

年上過ぎるだろおい!」





A「いや、愛に年齢なんて関係ねえだろ?」





B「そうかもしれないけど

壁がありすぎるだろ!

何枚壁を破るつもりなんだよ!」





A「しょうがないだろう。

もし付き合う事になったら祝福してくれよな。」





B「いやいやいや!ちょっと待ってくれ!

お前マジなん!!??

そんなババアとどこで知り合ったんだよ!?」





JESSE「お前失礼だぞ。

61歳のどこがババアだ。

まだ毛が生えたくらいの

若い若い年齢じゃないか!」





B「毛が生えたどころか

もう抜け始めてる年齢じゃねえか!

どう考えても若くねえよ!」





A「お前・・・・失礼だぞ。」





B「いいから!どこで知り合ったんだよ!?」





A「出会い系だ。

プロフィ~ルには30代前半と

書いてあった。」





B「ずうずうしいにも程があるだろ!

サバ読みすぎて

サバが腐って

死んでんじゃねえか!」





A「さすがに俺も気づいたよ。

いくらなんでも30代前半じゃないだろう!と。」





B「だろうな!マイケルジャクソン並に整形しても

ごまかしきれないよな。30歳のサバ読みは!」



A「でな、聞いたんだ。

実は年齢サバを読んでる?と。」



B「おう、そうだな。そりゃ聞かなきゃいけねえよな。」



A「でもミヨちゃんは

「いえ、34歳です」と

言いきった。」



B「へこたれない女だなミヨちゃんは!

自分でも「無理がある」って

わかってるだろさすがに!」





A「ちなみに「34歳です」って

言った後にほほ笑んだんだが

笑った顔に歯がなかった。」





B「完全に入れ歯じゃねえかよ!

34歳で総入れ歯なんかいるか!」









JESSE「そこに俺は実に興奮する。」





B「うるせえな!

お前はさっきから何なんだよ!

もしかしてJESSEも肯定派なのか?

61歳はアリなのか?」







JESSE「俺は下から上まで

無制限だ。

ブラックホ~ルと呼ばれてるのを

お前は知らなかったのか?」





B「お前はもういい・・・・・」





A「で、問い正したら白状して

「ごめん、本当は61歳なの。てへ♪」って

やったのがあまりにかわいくて・・・」





B「俺からしたらそんなことを61歳にされたら

ぶん殴りたくなるけどな・・・・」









今のところ、台本通りに事は進んでいる。



Bは一時期芸人を志した経験があるだけあって

でかい声で、かついい間で突っ込んでくれている。

隣に座ってでかい声で

しゃべってた女子高生も

しゃべるのを止めて

くすくす笑ってる。





しかし後ろに座ってる

家族連れは心配そうな顔で

こちらを見つめている。





どちらが正しい反応なんだろうか?



しかし今更変更はできない!突っ走れ!





B「いやな・・・別にいいんだよ。

お前が61歳と付き合おうと好きになろうと

恋愛は自由だから。

ただな?ちょっと上すぎる気がしないか?」





A「でもいいとこいっぱいあるんだぜ。」





B「例えば?」





A「やっぱ年上らしく黙って話を聞いてくれるとことか。」





B「あぁ~。それはわかる気がする。

若い子は自分がしゃべりたがって

あんま話を聞いてくれないもんな。」





A「俺な、この前エヴァンゲリオンを見に行ったんだよ。

でな、その話をミヨちゃんにしたんだよ。

「特にビ~ストと暴走のところに燃えた!」と。





ミヨちゃん、まばたき一つしないで

黙ってこっちを見てた。」





B「それわかってねえだけだろ!

61歳にエヴァは無理だろ!」





JESSE「俺のエントリ~プラグを

君に挿入していいかい?って

言ったか?」





B「お前は黙ってろって!

くだらねえ下ネタだなおい!」







A「言ったけど

やっぱりまばたき一つしないで

こっちを黙って見てた。」





B「だろうな!だろうよ!

だってわかってねえんだもん!

当たり前だよ!っていうか言ったのかよ!」





(女子高生にはわかったらしく大爆笑。

後ろの家族連れのお父さんも笑ってた。

お母さんだけが

険しい顔をこちらに送ってる)







A「他には・・・年上なのに

ドジな所とかあって

それがかわいかったりするんだよ。」





B「ん~・・・・・まあ・・・わかるな。

年上でしっかりしてそうなのに

ドジな所とか見ると余計にかわいく見えたりするな。」







A「最初な、喫茶店で会ったんだけど

会計の時にな。

脇にサイフを挟んだままで

「サイフがない!」って騒いでてさ。」





B「まあありがちなことだよな。」





A「んで店から出たら「メガネ忘れた!」って

メガネかけてるのにまた騒いでさ。」





B「まあ・・・それもよくあるよな。」





A「でな、車に乗ってカラオケに行って

カラオケの入口にまで行ったら

「靴忘れた~!」って。

今度は本当に

靴を車の中に脱いで

裸足で歩いてきちゃってた。」







B「おい・・・それはドジじゃなくて

「老い」が始まってるんじゃねえか?」





JESSE「ついでに生理も

忘れた~!とか言っただろ?」





B「そんなこと言うわけねえだろ!

さっきからちょいちょい邪魔してくるなお前は!」







A「生理はずいぶん前に

忘れたらしいぞ。」



B「言ってたのかよ!恥じらいも

なくなってるんじゃねえかおい!」





A「そんなことねえよ!

一緒にカラオケ行った時に

「古い歌しか知らないから恥ずかしい」って

恥ずかしがってたし!」





B「ああ・・・まあそこらへんはな・・・

俺も会社の後輩とかとカラオケ行くと

後輩が俺の歌ってる歌を知らなくて

恥ずかしいこととかあるしそこはわかるわ。

まして61歳になるとな。」







A「ミヨちゃん

倖田 來未を歌ってた。

フリ付きで。」





B「けっこう新しい歌知ってるじゃねえか!

ノリノリじゃねえかババア!」





A「あと大塚愛の「さくらんぼ」も歌ってたな。」







B「チャレンジしすぎだろ!

もうさくらんぼって年でもねえだろ!」







JESSE「さくらんぼ

腐りかけが いとおいし。



JESSE、心の俳句」





B「もう腐ってんだよ!

んでお前は話に参加する気あるのか!?

無いのか!?どっちなんだ!?」







JESSE「さくらんぼだけに

もう一回!?」





B「もういいから黙ってろ!」







JESSE「俺のビッグなさくらんぼが・・

もうげん「黙ってろ!!!!」





A「ミヨちゃんは「JUJUとか歌いたいけど

まだ覚えてないし

もう若い子にはついていけないって

恥ずかしがってたぞ。」





B「JUJUまで知ってるんじゃ

けっこう知ってるだろ!

頑張りすぎだろ61歳!」









このあたりで女子高生が

涙流して笑い転げてました。

野球部っぽい坊主集団もゲラゲラ笑ってたし

反応は上々。話に無理があると思いつつも

食いついてきてくれてるぞ!





ただ相変わらず

お母さんだけが

汚物を見るような眼で

こちらを見つめているが・・・





A「で、カラオケ終わって

ご飯食べにガストに行こうとしたんだけど

ミヨちゃんが嫌だって言うんだよ。

油が強すぎてくどいのは

ちょっと苦手だって。」





B「年齢的に油物はきつい年齢だからな。

そりゃしょうがないよな。」





A「で、うどんを食べに行ってきたわ。」





JESSE「俺の極太うどんを

君のくち「黙れ!!」



A「で、そのままバイバイしたんだけど・・・

どうしよ?いい女なんだよ~。」





B「あの・・・な・・・・

別にいいとは思うぞ。

恋愛なんて個人の自由だし。

ただな・・・61歳だろ?

結婚とかしてるんじゃないのか?」





A「そこは聞かなかったけど・・・

まあいたらいたで奪い取ればいいし!」





B「まあ・・・・お前がいいなら・・・別に・・・

ただな、俺には紹介しないでくれ。

どんな顔して会っていいかわかんないし

俺まで巻き込むのは勘弁しろよ?」







A「予定ではお前の彼女も

連れてきて

ダブルデ~トをしようかと・・」





B「俺の彼女まで巻き込む気か!?

彼女にどんな説明して

どんな顔してダブルデ~トすりゃいいんだよ!

他の人が見たら

ミヨちゃんは完全な保護者だぞ!」





A「う~ん・・・・とりあえず

どうやって告白したらいいかな?」





B「お前本気なの?本気で本気で本気なの?

止めやしないけど、やめておいた方が・・・」







JESSE「出産を前提に

付き合ってください。だろ?

あ、でも生理はもう忘れたから

出産はもう無「口開くな!」



B「でも本当にいいんだな!?

俺は一応言っておくけど

辞めておいた方がいいと思うぞ?」





A「なんで?」





B「いや、常識的に見て61歳はまずいだろ。

お前がせめて50代とかならわかるけど

まだ26歳だろ?もっと他にいい子が

いっぱいいると思うぞ?」





A「まあそう思う部分もあるから

悩んでるんだけどな・・・・・」





B「とりあえずよく考えてみろって。

悪い事は言わないから。な?」





A「う~ん・・・・とりあえずもうちょっと考えてみるわ。

ありがとう。話を聞いてくれて。」







JESSE「なぁ・・・さっきの

極太うどんのとこなんだけど

やっ「黙れ!帰るぞ!」





ここで3人とも退場する・・・・・・・・・









車に乗って周りから見えなくなるまでがコントであり

魂賭である。



きっちり車に乗ってマックを後にしたのち

私はBに物凄い怒られました。



元々私が書いた台本には

私のポジションは「うなずき」であって

Aがあれこれ年上の良さを言って

Bが「それは違うだろ!」と突っ込んだ所で

私が「いや、わかる」→B「お前わかるのかよ!」



こんな「ありえない事をうなずく」ポジションになっていて

台本もそんな感じです。



しかしやってる最中に

飽きてきて下ネタが

言いたくてたまらなくなり

勝手に言い出したもんだから

Bは無茶苦茶焦ったみたいです。



まあ仮にも芸人を目指してた男だから

対処してくれるだろう!と信じていて

無事こなしてくれたBには感謝です。





もう二度とやらない!と

強くBには拒否されましたけど。





やっぱ若い子はいいですね。

反応がいいしけっこう笑ってくれる。

女子高生なんかカラオケのくだりのとこは

笑い転げてましたから。

盗み聞きだと笑うのをこらえるもんですが

横で「馬鹿だよあいつ」とか突っ込まれながら

笑われてました。ちょっとずうずうしいぞ!





家族連れのお母さんは

最初から最後まで笑わず

私が下ネタをいうたんびに

睨まれましたが・・・・





もう宮城でやるのは飽きたし

今度は若者しかいない渋谷のセンタ~街の

マックとかで挑戦してみようかな。

反応がどんなもんなんでしょうか?



ただギャルはずうずうしいのが多いから

横から本格的に話に

参入されそうな気がしますけど。

「ちょっとそれありえなくね?」とか

言いながら。





まあズケズケ参入してきたら

ぶん殴りますけどね。





過去日記ですみませんww





月曜日にある方からメ~ルを頂きました。

私はそれを見て大層驚きました。







「26時間テレビを一睡もしないで

全部見ちゃいましたよ。

俺、凄くないっすか!?」











20歳 武藤より。







また他にも頂いたメ~ルをご紹介。









「ドラクエ先輩買いました?

今日発売だったんですけど

俺、もうクリアしましたよ。

絶対俺が日本一早くドラクエをクリアしてます!

マジで俺凄くないっすか?」







もちろん 武藤 20歳より











だから何なん?

それを送られて

どうリアクションしたらいいの?





さすが武藤ですよ。中学生の時から

感性が絶対にブレない。

皆さんの周りにもいたでしょう?

24時間テレビを全部見た!とか

ドラクエを3日連続でやり続けてクリアした~!とか

自慢するバカを。









それ、裏を返すと

そんだけ暇だったって事実が

浮かび上がることには

こういう子は気づかないんでしょうね。





どうもこんにちわ。

そういう私も小中学時代は

誰よりも早く

ゲ~ムをクリアすることに

命がけだったJEESEです。





さてさて、今回の日記は「武藤スペシャル」です。

武藤を心行くまで味わって行ってください。





まず武藤という生き物をご存じない方に

簡単にご紹介しますと

ベ~スに「関東最強の不良」と

自称ながらおっしゃってます。



もちろん関東最強の不良だけあって

彼女は常に100人いらっしゃいます。



もちろん彼女100人いて関東最強の不良だけあって

ファッションには人一倍こだわりを持っており

先日までは「映画 クロ~ズ」のTシャツを3枚購入し

どうせ3枚買うなら色違いを

買えばいいのに

全部同じ黒のシャツを選択し

洗濯が追い付かないほどの

ヘビ~ロ~テ~ションで

着回していましたが

最近はちょっと飽きてきたらしく

でもヤンキ~映画を崇拝し、心から愛してる武藤は

クロ~ズTシャツを着たい!どうしても着たい!

なので、クロ~ズTシャツを破いて

さらにソデの部分をぶっちぎり

ノ~スリ~ブにしちゃいました♪





しかも、前は自主的に破いていたのに

かっこいい言い訳を見つけてしまった武藤君。

私が「またTシャツ破いちゃったの?」という問いに

「待ってました!」という顔をして

こう答えてくれました。









武藤「あ?これっすか?実はなんですけど

ナイフもった奴と喧嘩して

切られちゃったんっすよ。

もちろんナイフ野郎は

ボッコボコにしてやりましたけどね。」









もうね、突っ込んだら負けですよ。

ナイフで見事に衣服だけ切られて

あとは無傷なの?とか

突っ込んだら負けですよ。

突っ込んだら負けなんですよ。







私「そ・・・そうなんだ。気をつけてな。」







武藤「大丈夫ですって。

俺、めちゃくちゃ反射神経いいんですよ。

鉄砲の弾も避けられると思いますし。

素人のナイフなんか

絶対当たりませんよ。」







さあ、始まってまいりました。

ただでさえ頭がおかしいのは明白なのに

夏の暑さにやられて

鉄砲の弾まで

持ち出してきましたよ。

水鉄砲ですら避けられなそうな男が

ピストルを持ち出してきましたよ。

このまま勢いづいたら

「雷も避けられる」とか

言い切りそうな感じです。





武藤「あ、先輩ウソだと思ってるでしょ?

絶対とは言えないですけどたぶん俺は

避けられますよ。撃たれるよりも先に

俺が動けばいいだけの話ですし

よく考えてみ「スパン!!!」











ごめん・・・長くなりそうだし

口で突っ込むのもめんどくさくて

軽くビンタ入れてみました♪



もちろん強くなんてやりませんよ。

かる~く。かる~くです。





武藤「ちょっと・・・な・・・何するんですか・・・・?」





私「いや、だって拳銃の弾も避けられるっていうから

俺のビンタくらいは避けられるはずじゃん?

どうして避けなかったの?」


武藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日、アイスクリ~ム6個食べて

お腹壊してて体調が悪いから・・・」









小学生かお前は!



ただ言い訳としては0点だけど

笑いとしては100点だよ・・・

悔しいけどおもしれえじゃねえか

その言い訳は・・・・







しかも本当に軽くビンタしただけなのに

ちょっと泣いてるし。

ナイフ野郎と喧嘩した男が

ビンタで泣くなよ頼むから!

あと親に電話かけようとすんな!

何をチクるつもりだお前?





そんなこんなでその日のバイトが終わった後に

その日はめずらしくバイトが4人いたんです。

っていっても、バイトとして仕事に入ってたのは

私と武藤だけでもう二人は

バイト先に遊びに来てただけなんですけど。



で、せっかく4人いるんだし

帰りにちょっと遊びに行こうぜ!って

話になりまして。



ただバイトが終わったのが深夜2時。

せいぜいカラオケとかファミレスでしゃべるとか

その程度の遊びしかありません。



ここでね、私が思いついたんです。





この21世紀自称最強の男・武藤をね。

世の中で一番怖いのは

キレた時の俺!と

豪語する武藤をね。



肝試しに連れていきたい!と。



せっかく夏だし、武藤のお化けに対するリアクションも

見てみたい・・・・・





うわ!これしかねえだろ!絶対行くぞ~!







私「なあなあ、肝試しいかない?

時間的にもいい感じだし

○●あたりにでっかい墓場があるじゃん?

あそこに遊びに行こうぜ!」





A「肝試し・・・ちょっと俺は苦手なんだけど・・・・」





B「俺も・・・・怖いよなぁ~・・・?」





武藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」







なんだてめえらの

そのノリの悪さは?

夏なめてんじゃねえぞコラァ!



しかしなんたる計算外だ!

武藤だけだと思っていたビビリが

この二人もビビリだったとは・・・





よくよく考えればそうか・・・・・



Aの方はバイトにくるたんびに

毎回牛乳飲んでるし

けっこうなオタク入ってるし

Bはバイトくるたんびに

毎回足の爪を切ってるし

オタク入ってるし

武藤も言わずもがなで実はオタク。



オタク3人連れて行くのはやっぱ難しいか・・・





大体、私自身も深海魚みたいな顔したブサイクだし

AとBは髪が長くて気持ち悪いオタク風味だし

武藤に至って顔から服装から

しゃべる事から発想まで

全ての面で「気持ち悪い」を装備し

「おどろおどろしい」とか

そんな表現がぴったりはまる生き物。





肝試しに行くというよりは

脅かす側に回される人間の集まり。

そんな気持ち悪い4人が

墓場をうろついてたら

「あ、今日は妖怪たちが

墓場で運動会か」とか

思われかねない。



いや、待てよ・・・・・

さっきAとBは「怖いからやだ」と断ったが

武藤は黙ったままだ・・・・



私のいないところでこのAとBには

「昨日勢いあまって

人を殺すところでしたよ」とか

私の前以上に

調子ぶっこいた事を言いまくってて

ビビった所を見せたくないんだろう。



今のチャンスを逃がすな!捕まえろ~~!!





私「この二人は怖いから嫌だって。

しょうがない。武藤、二人で行こうか?」





武藤「え・・・・・?いや・・・・でも・・・?」





私「どうした?もしかして怖いの?」





武藤「んなわけないじゃないっすか!

ただ二人で行くのはちょっと・・・・

AさんとBさんがかわいそうじゃないっすか?」





A・B「あ、行くなら二人で行ってきていいよ。

俺達ファミレスで待ってるから。

話を聞かせてくれよ。」





武藤「いや、でもせっかく4人集まったんだし・・・」





A・B「だからファミレスで待ってるから

大丈夫だよ。JESSEさんと行っておいで。」







ナイスフォロ~だお前ら!

これで武藤は逃げられない!

武藤「いや、でも俺・・・・・

アイス6個食べて調子悪いし・・」





私「何?武藤?本当は怖いんだろ?

不良やってるとか暴走族やってるとかも

ウソなんだろ?

不良は肝試し大好きだもんな~。」





武藤「ウソじゃないっすよ!

わかりました!じゃあ行きましょうよ!

幽霊が出てきたら

ガン飛ばして土下座さして

やりますよ!」







釣れた~~~!!!

大物獲ったど~~!!!





よっしゃ!さすがプライド高き武藤君。

そしてヤンキ~大好き武藤君。

「不良は肝試し大好き」ってフレ~ズに

勝てなかったようだ!

幽霊にガン飛ばしただけで

土下座してくれるとは

到底思えませんけどね。



と、いうわけでAとBは近くの

サイゼリアで待機してもらって

私と武藤は私の車で墓場に向かう・・・





墓場に着くとさすが深夜2時過ぎ。

なかなかの雰囲気が出てますよ。

肝試しとかは比較的平気な私でも

思わず背筋がぞっとするような雰囲気が

にじみ出てる・・・・・・





私「じゃあ行こうか武藤。」





武藤「ちょっと待ってください!!!

行くのはいいですけどどうしたら肝試しは

おしまいですか?ル~ルを決めましょうよ!」





私「んなもん幽霊が出るか

朝日が昇るまでだ。簡単だろ?」





武藤「それは絶対嫌ですって!

長すぎます!

もっとちゃんとしたル~ルに

してくださいよ!」





スタ~トする前からうるさい男だこいつは・・・



で、武藤があまりにも必死に

ル~ルル~ルとうるさいので

最初は墓場の奥にある神社みたいな所に行って

その後墓場を回って「鈴木」か「佐藤」のどっちかの

お墓を見つけたらおしまいってル~ルにする。

日本で1位と2位の名字なんで

絶対どっちかはあるでしょうし

武藤も一応それで納得してくれました。



そして私が車から降りる。

武藤も車から降りる。

私が車のドアを閉める。







「バタン!(車のドアを閉めた男)」







武藤「あああああああああ!!

何々!!!!なんだよ~!!」





続けて武藤も車のドアを閉める。





墓場に向かって歩き出す。



武藤、道に落ちてる石を蹴ってしまう。







武藤「ああん♡

なんか蹴った~!!あああ!」





再び歩き出す。私が靴ひもがほどけてるのに気づき

その場に座り込む。







武藤「ああん♡

ああああ!先輩がとりつかれた~!

やばいって!マジでやばいって!」





やべえのはてめえの顔と

テンションだボケ!

さっきからうるせえんだよ!

何なんだよ「ああん♡」って。

オカマかてめえは!





墓場に入る前からこれですよ。

ビビリすぎにも程がある。





私「さっきからいちいちビビリすぎなんだよ!

お前の叫び声で

俺もびっくりするからやめろよ!」







武藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」











武藤、もう既にビビリすぎて

返事もできません。

頼むから返事くらいは

してくれると助かるんだけど・・・









そして武藤は無言でポケットをいじりだす・・・





な・・・なんだ?こいつ無言でいきなり・・・

何をする気だ?





と、思いながら見てたら

ポケットからハンカチを取り出し

口に入れて

噛みしめ出しやがった!







失恋したのかな?

もしかして目の前で好きな子が

他の男といちゃついてたのを

見ちゃったのかな?





とりあえずそれは

気持ち悪すぎるから

やめてくれ!!!

そっちの方がよっぽど怖いわ!!

さっきから「ああん♡」と叫んだり

ハンカチ噛みしめだしたりと

カマっぽくて気持ち悪すぎる!!

そんな武藤を引き連れて墓場の中に

入って行く・・・・・・・・・





まず目指すは奥にある神社みたいな所。



そこに一歩一歩と進んで行く・・・・









武藤「あああああああああ!」





私「なっ!なんだよ急に!」



武藤「虫が飛んでた~~!!!」



私「当たり前だろ!いちいち声をあげるな!」





また一歩歩き出すと・・・







武藤「うわあああああ!!!」





私「なんだよ今度は!」





武藤「風が吹いた~~~!!!」





私「だからいちいち大声あげるな!

こっちがびっくりするんだよ!」







武藤「あ・・・あ・・・・

あああああああああ!!!」







私「だから何なんだって!」













武藤「わかんない・・・・・」









わかんないって答えがあるか!

何も意味なく

急に叫ぶバカがいるかボケ!





意味もわからず急に叫ぶ奴なんて

生まれて初めてみましたよ・・・・・

もう一緒にいるのも疲れてくる・・・・・





この後、ぎゃあぎゃあ騒ぐ武藤を引き連れながら

神社みたいな所にたどり着く。



で、ここから墓場の名前探しなんてやらせたら

それこそまた大騒ぎですし

私自身は墓場自体は怖くないんですけど

急に横で大声あげるからびっくりするし

もう疲れたので車に帰る事にする。





ただこのまま帰っちゃおもしろくないんで

最後にちょっとドッキリを仕掛けようかな?と

思いつく・・・・





仕掛けは簡単で、いきなり武藤の方を見て私が驚く。

「どうしたんですか?」と武藤が聞いてくると思うので

その問いに「お前の後ろに幽霊がいる!

とりつこうとしてるぞ!」と脅す。

たったこれだけ。実にシンプル。





さあ、武藤はどんなリアクションを取るでしょうか?







私が武藤の方を見る・・・・・





武藤「・・・・・・・・な・・・・なに?」







私「ああああああああああ!!!

武藤!お前・・・後「あああああ!

いやだああああああああ!

あああああああああああ!」







武藤、最後まで話を聞かず

急に走りだして

逃げ出しやがった!!!





ちょっと待て!

フライングだこのバカ!

まだよ~いドンの

合図まで私はしゃべってねえぞ!

最後まで話を聞けって!

ハンカチを噛みしめたまま

フルパワ~で走りだす武藤。



しかしなんかおかしい・・・・・

走る方向が変だ・・・・・・









まさかあのバカ

怖すぎるからって

目をつぶって

走ってんじゃねえのか!?





こんな危ない所で目をつぶって

走るバカがいるか!

どんだけここに墓石があると思ってるんだ!

ぶつかるぞ!と、思う間もなく

墓石に激突し

後ろ向きに3回転ぐらいしながら

転がる武藤の姿アリ・・・・









おい・・・あれ死んでねえか?

とんでもねえ当たり方したぞ・・?





やばい!!!と思って武藤に近づくと

すぐに立ち上がってまた走り出す武藤!

とりあえず怪我自体はなさそうだ・・・





しかしこれ以上パニック状態で

走りまわられると危ないと思ったので

首に腕を通して

チョ~クスリ~パ~の形で

武藤を捕獲し

暴れ狂う武藤をそのまま

墓場の出口まで

強引に引っ張っていく・・・





車の前まで引っ張っていくと

ようやく落ち着きを取り戻す・・・・





私「お前、ビビリすぎだよ!

どんだけ幽霊怖いんだよ。

そんなに怖いんだったら

やめればよかったのに!」





武藤「・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・先輩・・・・・・・・・・・・・

わ・・・わかってないっすね!

あれは盛り上げるための

俺の演技っすよ!

見事引っ掛かりましたね!」







小学生以下だその言い訳は。

そんな恥ずかしくて

ウソ1000%の言い訳を

よくも言い切れるなお前は。





武藤「あ・・・・・・・・・・・・・・」





私「ん?どうした・・・・?」





武藤「いや!なんでも!なんでもないっすから!

なんでもないっすから!ないんでもないっす!」







この尋常じゃないレベルの焦り方・・

こりゃ相当の爆弾だな。

何かでっかいものを

隠していやがる・・・・





私「とりあえず車乗れよ。

ファミレス行こうぜ。」





武藤「あ、俺、いいっす。

歩いて帰るんで。家までここから近いし。」





私「近いって言ったって

お前の家まで15分は歩くぞここから。

しかもファミレスでAとBが待ってるんだぞ!」





武藤「いいじゃないっすか!

俺はもう帰ります!

あ、ただ言っておきますけど

今日のは演技ですからね!

誰がなんと言おうと演技です!

ひっかかった先輩が

悪いんです!

演技ですからね!」





言い訳がましい男だなお前は。

今のが演技だったら

今、抱えてる真実が

演技じゃない事を

証明してるというのに・・・・





武藤はそれだけ伝えると

一瞬でも早く立ち去りたかったのか

走って消えて行ってしまいました。





ここからは私の憶測です。

真実はわかりません。





ただ推測するとですよ?





武藤はお尻から

核爆弾を爆発させて

しまっていたと思われる。





わかりやすく言いますと

おもいっきりびびって

ウンコもらしていたと思う。





武藤からかすかに放たれていた異臭。

そして車への乗車拒否。

そしてファミレス行きの拒否。



武藤の性格から考えたら

あれだけ演技演技と言い張ってますし

私がファミレスに行ったら

今日の様を二人に伝えるでしょう。

それを自分で否定するために

意地でもついてくる男です。

陰口を叩かれることに死ぬほどびびって

どっか遊び行くときは

意地でも最後まで付き合う男ですから。



しかしその言い訳する場所を放棄する。

かすかにただよう異臭。

車の乗車拒否。



そして今日頻繁に言い訳に使っていた

アイス6個食べて

調子が悪い。





これを結びつけると・・・







お前、ひと爆発起こしやがったな?







ただ・・・・なんというか・・・

ごめんな・・・・武藤・・・・

お前がビビリってわかっていたのに。

ただの強がりってわかっていたのに。

ヤンキ~じゃないし

彼女100人いないし

人を殺しかけた事もないし

ただのオタクって

わかってたのに

やりすぎた気がする・・・

だからこの事は悪いと思ったから

AとBには伝えないでおいたよ。

もちろんバイト先の誰にも言ってない。

ちょっとやりすぎたかな?って反省してる。





ただな・・・ごめんな・・・・武藤。





100人以上が見に来るここで

皆さんに発表してしまったよ。

君はまたうちの読者に

お笑いスタ~として

株が上がったと思うから

許してくれよな。






コンビニにて。



私「すいません。タバコください。」



店員「失礼ですけど年齢はおいくつですか?」





ちょっとこれには驚きました。

私はどっからどう見ても楽勝に20歳を越えてます。

今まで年齢確認などされたことがない。

人生で初の年齢確認ですよ。

若く見られるにもほどがありすぎるんだけどな~・・・









私「31歳ですけど。」
あっ。。
こんなんで31なんですよ。









店員「あ、思ったより若いんですね。」







喧嘩売ってんのか?

だったら聞くんじゃねえよ!

それ以上の年齢に

見えてるって事じゃねえか!





この店員を殴ろうかずっと悩んだJESSEです。





さてさて、本日の日記なんですけど

若干刺激が強めになっております。

言うなれば「大人の世界」です。

それなりの下ネタが出てくると思うので

下ネタが苦手な人はお避け下さい。










では行きます。





私が大学生の時に、男3人の女3人で

私の家でお酒を飲む事になったんです。



私が大学から帰る時に

たまたま私以外の5人がいて、話しかけたら

「飲もうと思ってるんだけど

一緒に飲まない?」って誘われ

みんな大学生なのでそんなにお金がない。

じゃあお店でお酒とか買ってきて

私の家で飲もうか?って話になり

お酒を買って私の家へ。



で、みんなでお酒を飲んでたんですけど

その中の一人が、キワモノというか

凄い女の子がいたんです。




中学・高校・大学とソフトボ~ル部で

36型のテレビくらいだったら

一人でも軽く持ち上げられそうな

有り余る筋肉を誇り

キャッチャ~の理想像みたいな

体型をしている。



「大学卒業したらプロレスラ~になるの?」ってくらい

凄いガタイをしている女の子。



ただ見た目はアレですけど

冗談が通じて、いい子だったんです。



周りに「プロレスでチャンピオンになったら

車買ってくれ」とかいじられても

「そんなもん、私がプロレスラ~になったら

20台ぐらい買ってあげるわよ」みたいな

返しをして、冗談が通じて性格がいい。



こういう冗談が通じる子は好きなので

私もよくこの子としゃべってました。



で、お酒を飲んでて周りが筋肉子を

いじくり倒すんです。

「家を揺すって地震を起こしてくれ!」とか

「思いきり地面を踏んで家に穴をあけてくれ」とか

ガンガンにいじる。



その、筋肉子も

「はいはい。じゃあ・・・ってできるわけないでしょ!」

みたいなノリツッコミとかして盛り上げてくれてる。



ただ、そういういじり方に私は飽きてきたんで

ちょっと変化をつけていじりだしたんです。





私「でもさ、筋肉子は意外とかわいいよな。」



筋肉子「は・・・!!??何?急に?」



私「いや、だからかわいいなと思って。」



筋肉子「ちょっと!何言ってんの?

やめて!そういうの苦手なんだから。」



男A「ははは!じゃあ筋肉子のこと抱ける?」



私「そんなもん楽勝だって。

朝まで5回は抱けるわ。」



周り「はははは!いっちゃえいっちゃえ!」



私「マジで?なんかみんなに申し訳ないんだけど。

頂いちゃっていいの?」



筋肉子「ちょっ!何言ってんの?

バカじゃないまったく!!」



私「いや、でもマジでイケてるって!」



筋肉子「もういいってば!わかったわかった。

あははははは!」



男B「何?筋肉子もまんざらでもなさそうじゃん?

いっちゃえいっちゃえ~!ガハハハハ!」



私「おいおい、お前ら調子に乗るなよ。

冗談だよ!冗談。」



男C[とかいいつつも・・・実は・・・?」





私「抱いてもいいかも・・・ってそんなわけあるか!」





と、こんな感じでね。

冗談丸出しでちょっとからかって遊んでたんです。



で、そのまま飲んでいると

ハイペ~スで飲んでいた筋肉子が

完全に潰れてしまい

寝て起きなくなってしまう・・・



もう最終のバスの時間になってしまい

何度も起こそうと揺するものの

一向に起きやしない・・・



もうしょうがないんで筋肉子は

このまま寝かせておいて

次の日の朝に私が車で送る事にして

他の連中は次の日にバイトがあるとかいうんで

みんな帰らせる。



「襲っちゃえ~!

月曜日にカップルになってたら

学食おごってやるよ~!」とか茶化されながら

バス停までみんなを送り

家に帰ってくると相変わらず筋肉子は寝てる。



で、私はお風呂に入ったんです。

さんざん騒いで汗もかいたし

洋服から何からタバコ臭いし

お風呂に入ってから寝ようと思い

お風呂に入って汗を流し

さっぱりした気持ちで出てきたら・・・・




ハイリスク

















筋肉子がこんな

挑発的で偉そうなポ~ズをして

テレビの上に座っていた・・・





何やってんだおめえ?

頭がおかしくなったのか?





しかもこのバカげたポ~ズだけだったら

まだよかったんですけど・・・・



上はブラだけで

下はスパッツみたいなのだけ履き

なぜか他は

脱いでいらっしゃる・・・







あの・・・ごめん・・・

プロレスの相手はできないよ?

私じゃ全身の骨を余すとこなく

折られて悶絶死させられるのは

間違いないし

卒業してからプロ相手に

思う存分戦ってくれないかな?





ってこんな冷静に突っ込んでますけど

その時は死ぬほどびっくりしましたよ。

「何やってんだこいつ?」と。

それと同時にただならぬ雰囲気も

若干感じ取った・・・

目が尋常じゃない・・・

ハンタ~の目をしている・・・





もしかして私を捕食する気か・・・?





いやいやいやいや!

そんなわけない。そんなことがあるわけない。

ただ筋肉子は酔っ払ってるだけだ。

酔って熱くなって起きてしまい

脱いで冷やしてただけだろう。

もし私を誘惑するつもりなら

あんなエマニエル夫人的な

バカなポ~ズをとるわけがない。

完全に逆効果になってるもの。



そうそう、落ち着け。筋肉子は酔ってるだけさ。





私「何やってんの?酔いは覚めた?

大丈夫か?」











筋肉子「ここで立ってする?

それともベッドでする?

どっちでもいいわよ。」









私を完全に食う気だ~!!!!



やる気全開パワ~全開

今すぐタックルしてきそうな

雰囲気さえ漂ってるぞおい!





やばい・・・・やばいぞこれは・・・・









人間的には凄くいい子だと思う。嫌いではない。

ただそれとこれとは別だ!



大体「酔いがさめた?」って聞いてるのに

「立ってする?ベッドでする?」って何?

会話が一切成立してない。

ただ己の欲求だけを

ぶつけられても困ります。





私「いや・・・あの・・・・何を言ってるの?

酔ってるみたいだけど

落ち着いてくれない?」







筋肉子「どう?この格好?

セクシ~でしょ?」







だから私の話を聞いてください!

会話をしてください!

いい加減にしねえと泣くぞ俺は!





大体「セクシ~でしょ?」って何かな?



上は気にしないとして

彫刻のごとき筋肉をまとった肉体に

黒いスパッツ・・・・・・




















ハイリスク







どっからどう見ても

力道山先生にしか

私には見えません。



力道山先生を知らない人に説明しますと

「プロレスの父」と呼ばれ

戦後で壊滅的なダメ~ジを受けた日本を

力道山先生が必殺技の空手チョップを武器に

外国人レスラ~をばったばったとなぎ倒し

戦後の日本にげどうでもいいかこの話は。



とにかくセクシ~さなど微塵も感じられない・・・

力強くたくましい

男性的なセクシ~さは認めますが。





しかし酔ってて会話はできねえわ

なんか完全にやる気満々だわ

相手が力道山で

下手に刺激したら

得意の空手チョップで

殺されそうな気さえする。



外国人レスラ~を粉砕してきた

力道山とベッドで真剣勝負なんて

冗談じゃねえ・・・・



とりあえず説得するしかない!





私「あの・・・よく話を聞いてくれ。

悪いけど俺は抱く気はないぞ?」





筋肉子「いいんだって。無理しなくて。

誰にも言わないから。

あ、もし言っちゃったらごめんね♪」







私「お願いだからちゃんと!

ちゃんと話を聞いてくれって!

だから俺は無理だって。そんなつもりはないし!」





筋肉子「・・・・ちょっと・・・男として情けないわよ!

この格好を見て

なんとも思わないわけ!!?

テンションあがらないわけ!??」







はい。何も感じません。

テンションも上がりません。

男子校の席替え並に

テンションが上がりません。





私「格好も何もそんな気は一切無いんだって!」





筋肉子「だってJESSE、今日言ってたじゃん!

「朝まで5回はイケる!」って言ってたじゃん!」





私「いや・・・だから最後に「冗談だよ」って

言ったじゃんか・・・・?」





筋肉子「最後に言ったのは

照れ隠しで言っただけでしょ?」







なぜそう都合よくとらえる・・・?

そうとられるのが嫌だったから

最後にわざわざ「冗談」って

つけ足したのに・・・・





私「冗談だってわかってるとは思ってたけど

変に勘違いを周りに与えるのも嫌だったから

最後にちゃんと「冗談だよ」って言ったわけで・・・

だから照れ隠しでもなんでもないんだけど・・・」





筋肉子「じゃあ出来上がっちゃった

私は一体どうしたらいいのよ!?」





知りません。

自己処理でお願いします。





筋肉子「とりあえず抱きなさい。

これは命令よ!」







オ~ダ~が強すぎます。

当店では無茶なオ~ダ~は

お受けできません。





私「だから無理だって!

ホントごめんって。悪気はなかったんだ。

なんとか許してもらえないかな?」







筋肉子「もうわかった・・・・・・」







やっとわかってもらえたか・・・

ちょっとひどい事しちゃった気も・・・・

勘違いさせる気なんて無かったんですけど

させてしまったのは私が悪いですし

女性に恥をかかす結果になってしまったのは

ちょっと申し訳ない気が・・・

でも無理なものは無理ですしね・・・・









筋肉子「こういうことでしょ?」と

言うやいなや

スパッツを脱いで

中から黒の下着が披露される・・・





筋肉子「これでもう我慢できないでしょ?」









2秒前に発した「わかった」って

言葉は一体何だったんだ?

何もわかってねえじゃねえか!





それに申し訳ないんですけど・・・・

今まではね。










ハイリスク










力道山先生だったのが

スパッツを脱いで・・・














ハイリスク








長州力になっただけで

相変わらずプロレスラ~だし

何も変わらないんですけど・・・





私「あの・・・ごめんね・・・・

そういうことされても何も変わらないから・・・・」





筋肉子「・・・・・・・・もうなんなの・・・?

あんた本当に男なの?バカじゃないの!」





私「んなこと言われても・・・

無理なのは無理だし・・・・

もう服を着てくれないかな?」





筋肉子「・・・・ホント信じられない!

これ見てなんとも思わないなんて男じゃない!」と

言ったかと思ったら

胸をバッチンバッチン叩いて

「ほら!かかってきなさいよ!

ほら!ほら!

早くかかってきなさいよ!」

と、挑発する筋肉子・・・







あの、余計に引くんですけど・・・

ゴリラが胸を叩いて

威嚇してるようにしか見えない・・・



それともプロレスの試合の

申し込みですか?

どっちにしても

勝てる気がしないので

お断りさせて頂きます。





最後は物凄い勢いで

「ありえない!バカじゃないの!

男じゃないわあんた!」と罵りだしてきて

勝手に挑発しだしてきて受け入れなかったら

キレる!という姿に頭にきて

そんなに戦いたきゃ

車と戦わせてやる!と

時速100キロで

体当たりしてやろうか?と

思いつつも

ぐっとこらえて酔いが覚めたあたりで

速攻で車に乗せて

送り届けてなんとか無事に帰還できました。





思い出しても本当に怖かったこの思い出・・・





女性に恥をかかすもんじゃない。

それはわかってます。

ただ無理なものは無理。これは仕方ありませんね。



あと「週に7回更新しろ」とか

休みなしを強要する

強すぎるオ~ダ~が当店に

メ~ルという形で届きますが

これも無理ですので

どうぞよろしくお願いします。