明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します
今日から2017年の仕事始めです。
実は1/25に届けられる会員さん向け「ミネラルだより」に、
『苦楽の数』というタイトルで、
僕の書いた新年の挨拶が掲載される予定です。
けれども紙面に限りがあって、
用意した原稿のほとんどが、
見上編集長にカットされてしまいました(苦笑)。
結構リキ入れて書いたんだけどなぁ~
そこで今回、
新年の挨拶《ノーカット版》で、
ブログ読者の方々にはお届けしたいと思います。
※また編集長から、
「フライングだぁ~!」って言われそう(笑)。
さて、
人生には「苦しみ」と「楽(喜び)」のどちらが多いでしょう。
「私は苦しみだらけの人生だった」、
「楽な事や楽しい事なんてほとんどなかった」、
「今まで喜んだ記憶がない」…
そう感じていらっしゃる方も中にはいるでしょう。
でも本当にそうでしょうか?
今から約2千4百年前、
仏陀は人の逃れられない苦しみの種類を、
『生・老・病・死』の四つで大別しました。
『生』…生きる(この世に生まれる)苦しみ。
『老』…老いる苦しみ。
『病』…病気になる苦しみ。
『死』…死ぬ苦しみ。
その後には、
さらに次の四つの苦しみを追加しました。
『愛別離苦』…
愛する人といつかは別れなければいけない苦しみ。
『怨憎会苦』…
嫌いな人と会わなければいけない苦しみ。
『求不得苦』…
求めても得られない苦しみ。
『五蘊盛苦』…
人との外見や能力や精神の差などで悩む苦しみ。
この苦しみを全部合わせて、
『四苦八苦』と呼ばれたりします。
でも、
最初の四苦は自分だけ、
自分の肉体的な苦しみが中心です。
そして後の四苦が、
ほとんど人間関係で生じる苦しみだったり他人との比較…、
つまり、
自分以外の他者の存在(社会)があってこその苦しみになります。
しかし、
この八つの苦しみは、
本当に誰もが逃れることのできない苦しみなのでしょうか?
実は、
苦しみは《考え方》さえ変えれば、
すべて喜びに変わってしまうのです。
手一つ見ても表裏があるように、
苦しみの『裏』には喜びがあるのです。
※手のひらは裏…裏で真実をつかむ!(笑)
まずは最初の四苦。
『生』…この世に生まれた喜び。
『老』…愛する子や孫に囲まれる喜び。
『病』…時間の余裕ができたり、
人から介護や面倒を見てもらえる喜び。
『死』…この世を卒業できる喜び。
では後の四苦はどうでしょう。
『生老病死』と違って、
自分だけの問題ではないので、
とても難しい苦しみです。
中には安易にこう考える人もいます。
『愛別離苦』…
愛する人と別れる苦しみを味わいたくないから、
最初から人を好きにならない。
『怨憎会苦』…
嫌な人と会いたくないから、
私の方から新しい人と接したくない。
『求不得苦』…
求めてもどうせ私なんて得られないから、
最初から諦めている方がマシ。
『五蘊盛苦』…
比較して落ち込んだり惨めになるのは嫌だから、
できるだけ他人を認めないでおこう…。
そういった人生は、
とても愚かな事のように思います。
後の四苦も、
自分以外の他者がいるからこそ社会で体験できることであり、
そこには数多くの学びと喜びが隠されています。
考え方を変えれば、
次のようになります。
『愛別離苦』…
いずれ別れが来ても、
人を愛する尊い喜びがあります。
『怨憎会苦』…
嫌な人と出会うことで、
そこに学びや気付きがあり成長できます。
『求不得苦』…
求めるからこそ、
それが得られる感謝と喜びがあります。
『五蘊盛苦』…
人との差によって、
より一層の進化と発展に繋がります。
このように仏陀は、
これらの苦しみを体験し受け入れることで、
大いなる悟りの道…、
つまり尊い喜びがあると言いたかったのではないでしょうか。
※苦集滅道→八正道→喜びと感謝(悟り)
つまり、
人がいろんな苦しみを体験するのは、
神がその苦しみの裏にある《喜び》に気付かせる為なんだよ…と。
人は現実的に社会に背を向け、
一人で生きていくことはできません。
だからどんな苦しみも自分にとっては学びの一つであり、
結局は、『ありがとう!』 なんです。
人は誰も、
苦しむために生まれてきた人はいません。
人を不幸にするために生まれてきた人もいません。
つまり一人も例外はなく、
人は周りを幸せにし、
自分も幸せになるために生まれてきました。
自分だけ幸せで、
愛する家族も友人も皆不幸だったら、
決して自分の心は幸せな気持ちにはなれないからです。
そして幸せに生きるには、
幸せになる《考え方》がどうしても必要になります。
その考え方次第で苦しみも楽になり、
次の新たな希望や喜びへと繋がるものだと思います。
なぜなら、
苦楽は全て《自分の心の中》で決めているからです。
ですから、
自分の心の持ちようによって、
全ては『喜びごと』に変えられるのですね。
よって人生は、
少なくとも「苦しみ」よりも、
「楽(喜び)」の数が圧倒的に多いのです。
実は大宇宙の法則には、
多くの人と出会い《縁》を持つことで、
多くのことを学びながら、
そしてお互いが楽しむようにできていると私は思います。
中には砥石のように傷付け合うこともあるかと思いますが、
それも体験における学びであり、
いずれ時が経てば角が取れて丸く調和され、
互いが励まし合い、
扶け合う関係も有り得ると私は考えます。
限られた人生の中で出会った一人とは、
誰一人も例外なく間違いなく予定された方です。
しかし中には反面教師的な人、
性格的に嫌いな人もいるかもしれません。
そういった方たちともお互いに調和を図って行くには、
相手の良いところを《努力して探し出し》、
それを心から認め、
そしてその人の良い所だけを見て《良い部分とだけ付き合っていく》ことです。
顧問の沼田医師の言う《いいとこどり》の考え方ですね。
それがお互いを成長させ、
大いなる発展と魂の進化への道に繋がるかと思います。
人生における苦しみはせいぜい8種類、
けれども喜びの数はと言うと…。
自然に触れている時が一番楽しい。
今朝も清々しい朝を迎えられた。
子どもの元気で笑顔を見ると安心する。
見たかった映画が見れてとても感動した。
今朝もスッキリ快便だ。
子どもが受験に合格した。
誕生日に祝ってもらった。
旅行に行けて楽しかった。
手料理を誉められ嬉しかった。
仕事で上司に褒められた。
欲しかったバッグがやっと買えた。
念願のコンサートチケットが手に入った。
美味しいご飯が食べれて幸せ。
人と分かち合える喜び。
ボランティアできる幸せ…等々。
苦しみは万人共通で数少ないけれども、
喜びの種類も数も、
このように人それぞれ無限にあります。
つまり、
圧倒的に苦しみよりも喜びの数の方が多いのです。
最後に…
乳がんと闘い、
24歳で生涯を閉じた、
長島千恵さんの最後のメッセージをお伝えします。
みなさんに、
明日が来ることは奇跡です。
それを知ってるだけで、
日常は、
幸せなことだらけで溢れています。。
また新しい年が迎えられた喜び…。
その一瞬一瞬を大切に、
そして皆さまと一緒にたくさんの喜びを受けたいと思います。
JES代表 本井秀定
※おまけ
JES社員に、
『会社や仕事以外』の普段の生活の中で、
自分にとって《どんな時が喜び?》なのか聞いてみました。
本当に、
無限に出てきました(笑)。
一例を紹介すると…
(skypのコメント順通り)
関川(男):
他者に貢献出来る喜び
成長できる喜び
知識や物をシェア出来る喜び
杉浦(女性):
ぐっすり眠れて嬉しい
美味しいご飯を食べれて幸せ
人の優しさに触れて幸せ
抽選が当たった時嬉しかった
知らない土地の散策をして知らなかった事が知れて嬉しい
サプライズをして喜んでくれるのが嬉しい
クーポンで安く買えて嬉しい
メールでなく、手紙を貰った時ぬくもりを感じる
健康でいれて幸せ
ダイエットに成功した時嬉しかった
目標が達成する喜び
武井(女性):
子どもが無事に産まれた時の喜び
作ったごはんを一生懸命食べてくれる喜び
自分の存在を誰かが必要としてくれた喜び
健康でいれることの喜び
健康が幸せであると気づけた喜び
願いが叶ったときの喜び
布団に横になった時の喜び
中野(女性):
子供に「ありがとう」と言われると嬉しい。
知らない人に優しくしてもらって嬉しかった(落ちた物を拾ってもらったり)
子供が早く寝てくれて自分の時間が出来た時は嬉しい。
ライブのチケットで良い席で嬉しかった。
石原(男):
自分の選んだプレゼントが喜ばれた。
重い荷物を玄関口まで運んで喜ばれた。
意中の人と初めてデートできた。
テニスが上手になってコーチに褒められた。
大学の合格通知を受け取ったとき
長谷川(女性):
綺麗な花が咲いて嬉しい
健康でいられることに幸せ
ずっと会いたかった人に会えた時の喜び
干した布団の温かさに幸せ
見上(男):
娘が夕食作ってくれた
気の合う仲間と久々に飲んだ
賭け事に勝った
落ち葉をはいてきれいになった
今日はカミさんが笑顔だった(笑)
面白い本に出会った
イメージ通りに料理が出来た
ギャグが受けた
会員さんが喜んでくれた
官野(女性):
お風呂(温泉)に入って幸せ
食後のデザートが幸せ
食べれることが幸せ
健康が幸せ
大澤(女性):
知らない事を知る喜び
子供の成長を感じ、共に楽しむ喜び
気の置けない友人が居る喜び
息を呑む風景に出会った喜び
古川(女性):
レストランの接客が気持ちよかった時
電車で誰かが誰かに親切にしているのを見たときほっこり
スーパーにギリギリに入って半額以下で買えた時ハッピー
尊敬する仲間とお酒を飲んでるとき幸せ
冬が終わって暖かい春の香りがした時
お風呂に浸かって本を読んでるとき
公園の芝生に敷物引いてゴロゴロしているとき
家族で他愛もない雑談をしているとき
化粧のノリが良かった日
コタツで横になって漫画観てるとき
岩盤浴で寝ているとき
松浦(女性):
人の優しさを感じて幸せ
欲しいものが購入できて幸せ
くじでいい物が当たって幸せ
誰かと遊べる幸せ
美味しいものを食べれる幸せ
睡眠できる幸せ
(ドラえもんでのび太君の「あったかいふとんでぐっすりねる!
こんな楽しいことがあるか!」という言葉がありとても共感できました)
佐藤(男):
きれいな風景を見た時の喜び
雰囲気の良い場所に来た時の喜び
雰囲気の良い人に出会った時の喜び
ゆったりとできる喜び
静かさの中に存在する喜び
真実を見つけた時の喜び
自らの心に入っていった時の喜び
家族がいることの喜び
猫の気ままさを見るときの喜び
堀江(女性):
毎日元気で健康に働くことの出来る喜び
毎日普通に過ごせることが出来る喜び
家族の存在そのものが喜び
縁ある全ての方の存在そのものが喜び
土方(男):
ご飯を美味しく食べることが出来て幸せ
家族が皆元気でいることの幸せ
仕事がミスなく無事に終わった時の喜び
人から「ありがとう」と言われた時の喜び
五十嵐(男):
時間通り事が運び、うまく行った時
セミナーや仕事で有難う!と言われた時
普段通り、いつもの生活が出来てる時
777が揃った時
金子(男):
仕事上で色々教えてもらい、知識が増える喜び
布団に入ったときの喜び
仕事が終わって自室に帰って飲むビールの最初の一口が
美味く感じる喜び
中村(男):
二度寝が出来た時
納豆ご飯を食べている時
自分が必要とされた時
身の回りの人が幸せな時
上地(男):
僕は運転が苦手なので無事に帰ってこれた事の喜び
それと、わりと別れの多い人生だったので家族と夜、会えた時の喜び
それと、道場には80歳を超えて入門してくれる方もいます。
そんな風に空手に先入観なく、挑戦してくれた喜びとか
あと、仕事した後、みんなでランチいった時のほっとする時
あと、最近だと、竹島水族館にカピバラがいまして、
予想外の所で好きな動物に会えた喜びとか
團原(男):
美味しいお米が食べれたときの喜び
初めてお客様から注文を受けた喜び
わからなくて助けてもらったときの感謝
よく眠れたときの喜び
熊谷(男):
健康診断の数値が良かった時は本当に嬉しい
異性から告白された時
読みが当たって大物が釣れた時
激痛の痛みが消えた時
中野「↑熊谷さん、妄想はダメです」
熊谷「告白されたい!」
中野「↑願望もダメです」
見上「 あっ、でも妄想している時も結構喜び!」
熊谷「妄想バンザイ!」
中野「 あ!私もありました!
良い夢が見れたときは嬉しい
妄想してるときは楽しい(笑)」
佐藤(女性):
飼い猫を邪険に扱ってもすり寄ってくる幸せ
好天に恵まれた散歩・ポタリング・旅行
facebookやtwitter、instagramでいいね!された時
思ってた以上に良かった映画を見た後
夜空に月を見つけた時(UFOは飛んでいないか探します)
お年寄りがお年寄りの犬と散歩をしている時
どっちも頑張ってと応援したくなります。
MSRビルの非常階段から富士山がきれいに見えた時
(ついでに地震雲は出ていないか観察してます)
岩田(女性):
夫や仲間と共に楽しむ喜び
瀬尾(女性):
「ママだいすき!」って子供に言われた時…等々。。
※JES本社6Fセミナールームにて
…さてここで問題!
私(本井)にとって、
《どんな時が喜び》なのかを当ててください(笑)。
実は、
たった一つ(11~12文字)です。
締め切りは1月11日まで。
正解は1/25「ミネラルだより」にて。
★みごと当てた方には、
先着10名様に何か《いいもの》をプレゼント!!
社員に聞いたらダメですよ~(笑)