あらすじ
核戦争後、人類の殆どが火星に移住した世界で、荒廃した地球に僅かに残った者たちが舞台。
人間以外の生き物は殆どが絶滅しており、本物の動物を所有している事がある種のステータスになっている社会で、機械仕掛けの羊(電気羊)を飼っている賞金稼ぎリック・デッカードを主人公とした作品。
高度に発達し人間そっくりの自我を持ったアンドロイドが流通した世界で、主人を殺して火星から地球に脱走したアンディー(アンドロイドの略)を狩るのがリックの仕事であるが、新式のアンディーは従来の方法で見分けられないかもしれない、という体で話が始まる。
ネタバレ少なめの好き語り
まずタイトル。SFを全く知らない人でも、この邦題を知らない人はそうそういないと思う。(原題もDo Androids Dream of Electric Sheep? なので原文ママ)
印象的なタイトルではあるけど、読み終わってからこの小説に題を付けるとして、これ以上のタイトルは無いんじゃないか、そう思える。
ハリウッド映画ブレードランナーの原作としても有名。僕は見てないけど。
信じていた常識と観念が壊れ、人間と機械の境界が限りなく分からなくなった時、何が起こるのか。 それなりに古い著作だが、今見ても斬新な方向から「人間とは何か」を鋭く抉り出している。
前述の通り古い作品で、言葉が少し古めかしく難解な部分はあるので、少々初心者には勧めにくいけど、未だに色褪せぬ哲学SFの金字塔。
人間とは何か、高度に発達したAIと人間の自意識の違いはあるのか、そういうことを考えたことがある人は是非読んでみてほしい。
アンドロイドと電気ヒキガエルに思いを馳せる、そんな一作。
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