シェプシは詩人の声に聞き入り、自らはもう声を出そうとしなかった。
ただ聞いていたかったのだ。
それは誰の声にも似ていない。
強いて言えばさっきまで聞いていた風の音に似ている。
心をからっぽにして聞くとき風が発する音――乾いて――どこか優しくどこか冷たい。
「紫の砂漠」ハルキ文庫 『砂漠から来るひと』P79より抜粋
詩人の澄んだ声はやはり本物で、風も凪ぎ静まり返った砂漠に吸い込まれていくようだった。
それは、たとえばミウの暖かくてどこか陽気でひとの心を弾ませる声や歌い方とはずいぶん違って聞こえた。
乾いて、細くはかなくて、そのくせどこまでも縷々(るる)として響きそうな不思議な歌声。
「紫の砂漠」 ハルキ文庫 『一番偉い神』 P100 より抜粋
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詩人さんの歌声の描写です。
一体どんなお声だったのでしょう…。
抑揚のない、とつとつとした話し方のイメージがあります。
声質はメゾソプラノかな。
声優さんはどなたがぴったりなのかな~。
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