本当に待ち望んでましたよこれ。
相続の登記をせずにほったらかしにされてる土地のせいで、仕事が止まってしまうことがここ数年本当に多くなった。
申請地が相続してないのはどうにでもなるんです。申請人が協力してくれますから。
問題なのは境界確定する時の隣接地が相続してない場合。
土地の境界確定をする時は隣接地の所有者に立会確認してもらわなきゃならない。
相続登記をしていない場合、事務手続きとしては当然だけど法定相続という形になる。
実際その土地を利用しているのが相続人のうちの一人だったとしても、法定相続人が10人いたら10人で相続したという形になるわけです。
私の住む地域では、立会は管理行為であるとして持分の過半数の確認があれば役所も認めてくれるけど、例えば所有権登記名義人が先代どころか2代前、3代前のままだったらどうです?
何十人という相続人が全国に散らばっているわけです。
全員把握出来るかもわからないし、そもそも相続人も自分に所有権があることすらわかってないことも多い。
そんな人に立会してください、ハンコ押してくださいなんて言っても協力してくれるわけがないのです。
事実上その土地を管理している人に他の相続人の情報を聞こうと思っても、簡単には教えてくれません。
詐欺が当たり前の今の時代、本当に個人情報は聞き出せないし、真っ当な仕事をしていても怪しまれるし嫌がられる。
聞くこちらも悪い事している気分になるしね。
田舎でこんなんだから、都会じゃもっと大変でしょう。
役所と相談して良い手があればいいけども、最悪不調もありえる。
これにはホトホト困ってたので本当にありがたい。
ついでに道路収容の所有権移転登記の問題もなんとかしてもらいたい。
収容しても移転登記してないせいで、市や県と道路の境界の確認をする際に、登記名義が市になってないからという理由で立会を拒否されるという超絶くだらない事をされることがある。
市道認定してるくせに。
おまえらが移転登記してないんだからおまえらの問題だろと言っても、今の担当者は、当時の事はわからないからと言うだけ。
所有権も無い登記名義人に確認なんて出来るわけないじゃないか。
無権利者に立会してもらっておまえらはそれを認めるのかと。
真の所有者はおまえらだろうと。
てかおまえら権利者じゃないと言っておきながら他人の土地を管理してんのかと。
言っても全然聞きません。
まじでなんとかしてほしい。
国は表題部の登記だけは義務としています。
固定資産税が欲しいからね。
税金取れればいいから権利の登記は義務化していない。
後はあなたたちで勝手にやってといった感じ。
これも変わらなきゃいけない時代だと思うんだけど。
だって例えばだけど、銀行が登記使わなくなったら登記制度なんてどんどん廃れていっちゃうよ。
銀行が独自で権利の保全をするシステム作り出したら誰も登記なんて使わなくなるよ。
そういう画期的なシステムが出てきちゃったりしたら、権利の登記義務化とか言い出すんでしょうけど。
取引の安全と円滑のバランスを考えて今の形なんだろうし納得もしてるけど、詐欺も当たり前な今の時代、もう少し登記に公信力を持たせる方向に進んでもいいんじゃないかと。
より安全な方向に。
クソ難しい国家資格2つも作っておきながら、全然国民に認知されていない不動産登記制度。
国民の権利の保全のために仕事をしているはずなのに、とても仕事がしづらい時代の調査士と司法書士。
もっと登記が当たり前にしなければならない制度になって欲しいと思う今日この頃です。
今日この頃じゃなくてずっと思ってるんだけどね。
