シマンテックの動画 「インターネットで最も危険な街を訪ねて」の危険さ | エルサレムの響き3

エルサレムの響き3

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保守派ですが、愛国心の押し付けに反対するため、小説を書いています。
note 大川光夫 で検索してください。「 愛国者学園物語 」という題名です。

サイバーセキュリティーの大手、シマンテックが2016年に公開した、

「インターネットで最も危険な街を訪ねて」という恐ろしい題名の動画。

 

文字通り、ネット犯罪者たちの「拠点」になっている場所をレポーターが紹介するという内容なのだが、それが、ネット社会の問題点をよく示していた。

 

最初の4本は、その紹介番組。美人と専門家の組み合わせで、重要な話題を噛み砕いて解説してくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2本が本編。

日本語字幕あり。

わざとモノトーンにしているのか、映像の暗さが犯罪の匂いをかき立てる。

 

 

暗い表情の男たち。彼らをサイバー犯罪に駆り立てた動機とは?

 

 

 

防弾ホスティングという、データを預かるサービスがある。物理的に頑丈な場所にサーバーを置き、データを蓄積するわけだ。ここで紹介しているサービスの中身は怪しげなものばかり。

善悪もはっきりしない、国境も法律の適用範囲も不明瞭。それはクライアントの要望を愚直に叶えているだけなのか、それとも犯罪の片棒を担いでいるのか?。

 

ネットには国境もない。どこへでも「行ける」。誰にでも「会える」。

それは素晴らしいことだが、その反面、従来の社会にはない問題を生み出した。

ハッカーもそう、危険なデータや組織もそう。

それにどう立ち向かうのか?

 

私はネット社会を肯定的にとらえているが、それでも不気味としか言いようがない。