最近のトンボ家のテーマは、経験はお金を出してでも積もう!

というわけで、おそらくonce-in-a-life-timeで、2019年~2020年の幕開けをタイムズスクエアのホテルで過ごしました。

 

 

大晦日は、ボールドロップを観に来る人達で溢れかえるタイムズスクエア。

 

ボールが落ちて来るのは、上の地図でちょうどブロードウェイと7番街が交わっている部分、43丁目と42丁目の間にあるOne Times Squareというビルになります。

 

そのため、ボールドロップが観えるのは、ブロードウェイか7番街。ここに、世界中から物凄い数の人が集まるわけですが、ニュースによるとこの日は100万人くらいいたそうな...。

 

混乱を避けるために、ブロードウェイと7番街にアクセスできる道が制限されます。8番街と6番街から入れないように完全にバリケードで封鎖のうえ、警官が至るところに立っているので、絶対に入れません。入れるのは、この区域に住んでいる人、働いている人(彼らには証明用のパスが出るはず)、ホテルに泊まる人のみ。

それ以外のボールドロップを観る人は、かなり北の方まで歩かされ(どの通りなのかは不明)、そこからブロードウェイ、または7番街に入って、また南に降りて来るという形を取らされるらしい。

 

 

私が泊まったホテルは、ブロードウェイの48丁目と49丁目の間にあるクラウンプラザ。

8番街からアプローチしようと思い行ってみると(夕方4時くらい)、8番街は車が入れないようになっていました。

タイムズスクエアに入るために、北に北に移動している人たちで一杯です。

 

バリケードの前に立っている警察官に、「この中のホテルに泊まるんだけど通してください!」と予約の証明を見せながらお願いして入ります。

 

 

やっと入ったところ。バリケードの向こうに見えるのが8番街。

 

当然のことながら、入った通りはガラガラ。

 

 

ミュージカル・シカゴの劇場前も、誰もいない。

 

 

ブロードウェイの方に歩いて行ってみると、その先にもバリケードがあって、ホテルの客であってもブロードウェイにはアクセスできない仕組み。

 

ホテルの宿泊は、トンボ君が溜めていたポイントを使えたので、無料。

しかーし、このホテルの客室からは方向的に一切、ボールドロップが見えない!笑

オプションとしては、

①宿泊だけして、ボールドロップは見えないけど、雰囲気だけ楽しむ

②宿泊に、バー(窓がないので何も見えない、笑)の食事をセットにして、お酒を飲みながら雰囲気を楽しむ

③宿泊に、レストラン(すごく限られているけれど、タイムズスクエアが見える、ボールドロップは見えない)の食事をセットにして楽しむ

 

この②と③がね…なかなか強気なお値段なわけですが、もうここは清水の舞台から飛び降りる気持ち(?)で、③を選択。

 

 

ホテルの客だという証明のバンドを付けさせられます。黄色が宿泊の、青色がレストランでのパーティーのもの。

 

 

こちらがレストラン。もうぎゅぎゅうに詰め込み状態。私たちはソファ席でしたが、応接セットみたいな、絶対この日のために運んできただろうと思われる席に座らされている人もいました。

 

ホテル側も個別メニューを出している余裕はないので、ブッフェ形式。

 

 

まずは、シャンパンで乾杯。お酒は、基本飲み放題。ウェイターさんが、どんどん持ってきてくれます。

 

 

シーフードバー。

 

 

ハムやら、チーズやら。

 

 

 

一応シェフらしき人がいて、お肉を切り分けてくれるものも数種類。

 

あと写真を撮り忘れましたが、種類豊富なデザートバーもありました。

 

お祭りですから、食べ物は期待していなかったのですが、まあ値段を考えると、食べ物これだけかぁ…という感じではあります(笑)

 

 

窓の下を覗くと、ボールドロップを待つ人たちが並んでいます。

しかーし、一番上の地図で分かるとおり、ブロードウェイって微妙に折れ曲がっていて、この場所からはボールドロップ見えません!

この場所を確保するのに彼らがどれくらいの時間並んでいるのか分からないですが、たぶん少なくとも5時間以上は並んでいるはず。

 

もっと43丁目に近い方を確保するには、大晦日のお昼くらいから並ばないとダメらしいです。

そして恐ろしいことに、こんなに長時間並ぶのに、タイムズスクエアに公衆トイレはありません。一旦外に出るともう戻ってこれません。

みんなどうしているんでしょう…一説には、大人用おむつをしていくらしいですが…。

 

2019年の年末は、一時的に小雨が降りましたが暖かかったし、例年に比べれば長時間並ぶのも辛くなかったかもしれませんが、私には無理~。

 

 

お決まりのダンスフロアもあって、DJも来ていたので、みな踊りまくるの図。

 

 

そして現れる謎のパーフォーマー。

 

 

そしてロビーには、

 

 

 

 

お立ち台の上に、謎のダンサー(笑)

 

これを見て、夫も私も同じ反応をしてしまった、

「ハトヤホテル?」

 

ハトヤホテルに泊まったことがあるわけではないのですが、遠い記憶にあるハトヤのCM、

伊東に行くなら ハトヤ

ハトヤに 決めた!

というめちゃめちゃ耳に残る曲で、羽を付けたお姉さんが踊っていたんですよねぇ。

まだあるのかな伊東のハトヤホテル?と思って調べたら、まだ営業してました。

 

さて、いよいよカウントダウンが近付いてきました。

 

そうすると、レストランのお客さんの一部がコートを着て、ぞろぞろ下に降りていきます。

何、何?と思って見に行くと、特別な出口(この日、ホテルのブロードウェイ側の出入り口は全部閉めてある)から、ぞろぞろ出ていくではないですか!え!これ出れるの?と思って行ってみると...

 

ギリギリでボールドロップが遠くに見える場所に誘導してくれる、別料金のチケットがあったのでした!

つまーり、上のオプションには④番めのオプションがあったと!

しかし、後で価格を調べてみたら、とんでもなかったです。見えると言ってもかなり遠くだし、まあ辛い思いをして並ばなくても良いし、でもでもこの値段は払えないわ!

 

このレストランからは、ボールドロップは見えず、ギリギリ見えて、ここまで。

 

 

追加料金で特別に案内された人たちがカウントダウンを待っているのが見えます。

レストランの位置からは前方右手のビルが邪魔でボールドロップは見えませんが、下に降りてあの位置まで行けばギリギリ見える。

 

カウントダウンの瞬間は動画で撮ったのでここにあげてみようとしたけど、何度やっても失敗するので諦めました💦

 

蛍の光が流れてました。世界共通なのね。

 

よい経験でした。