Jerryさんのブログ
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考えの相違

先日、第二次大戦時の元米兵と話をした。私は10年以上も海外にいるが、何故だか元兵士と話しをすることが多い。特に興味があるから積極的に話をするわけでもなく、まして社会学を専攻したわけでもなく、話をすることで何かを得ているわけでもない。しかし、毎度同じ感想を持つのである。

米兵と日本兵の話には大きな差がある。日本兵は自らの辛い体験から戦争の悲劇を物語ることが殆んどであるのに対し、米兵はいかに自分が勇敢であったか、また戦中の貴重な体験など肯定的に話すことが多い。先日の元兵士は、私に戦時中にフィリピンで出会った幼い少年を何とか養子にしようと戦後すぐにフィリピンに行ったことや、戦後の日本のキャバレーなどの話をしてくれた。それはそれで結構興味のある話であった。

戦争がいかなる場合も意味のないものであることは言わずと知れたことである。しかし、過去の戦争を美化する国、そしてその国民、それらの根底にある戦争に対する肯定的な認識がある限り現在も続く戦争が簡単に終わるはずがない。海の向こうで起こっている出来事は残念だが皆の期待通りにはならない。

教育レベルと常識レベル

先日、マンハッタンにある弁護士事務所で仕事があった。そこはNYでも有名な弁護士事務所で主に裁判を得意としている強者揃いである。当然、学歴または学校歴はすごいだろうと予測できるが、事件はそこで起こったのである。

私が用を足しにトイレに行くと、思わぬ光景が目にとまった。"Please flush urinal"(小便を流せ)である。ここは教育レベルの高い人間が集まった事務所である。ましてこのサインはコピー用紙の手書きである。間違いなく過去に犯人がいたからこそ慌てて貼った形跡がある。担当弁護士に聞いてみたところ笑ってごまかされた。確信犯である。

私がここで言いたいことは教育レベルと常識レベルは全くの別物であるかもしれないということ。常識から言って、公共の場で小便は流すべきではある。教育レベルの高い人間にそれが分からないのはおかしい。いや、もしかすると常識レベルが低いのかも知れない。また日本でもよく目にしていたが、今日も帰りにニューヨーク大学の辺りを車で走っていたら、馬鹿な学生が道路でバカ騒ぎ。この大学、1年で500万くらい授業料がかかる。教育レベルの高いのは事実だが、バカのレベルも相当高い。常識レベルは相当低い。私は自慢ではないが、常識レベルは低くはないと思っている。だって、非常識を心の底から憎んでいるから。

おかしな相続

先日、アメリカ某ホテルチェーンの創業一族の一人が亡くなった。さて、遺族への財産分与であるがこれが何ともおもしろい。4人の子供の中で、財産を相続したのは2人だけで残りの2人は一切なし。遺言の中で書かれているその理由はたった一言。”本人たちがいちばんよく分かっているから”。しかし、これはよくある話で問題はない。最大の問題は愛犬に1.2M(日本円で約14億円)残したことである。世の中色々な人間がいるが、私とは次元の違う人間がここにもいた。この愛犬はどのように1.2Mを使うのだろうか。老後のために貯金するのだろうか?それとも不動産や株に投資して運用を図るか?

全くばかばかしい話である。自分が死んだ後に我が子に残したくないと思う親子関係を、私は生きている間に経験したくないものだ。まだ独身だが・・・。