



1週間限定で行われるという「きみに読む物語」のリバイバル上映を観に行きました。
個人的にこの日は都合で横浜→原宿→港北ニュータウンで映画というジグザグルートの強行軍でした。
猛暑のなかの移動。
まだまだやれると感じました。
ちなみにこの映画の正しい表記は「きみに読む物語」です。
「君」でも「よむ」でもありません。
(今回はじめて知りました)
原題は「The Notebook 」
日本の題名とはかなり印象が違います。
洋画の原題は一語のものが多いです。
言語文化の違いでしょうか。
この映画、大好きな作品の一つです。
レイチェル・マクアダムスということでネトフリで「アバウト・タイム」を観てから行きました。
意味は特にありません。
「きみに読む物語」、あらためて観ての感想。
初見ならではの映画で、仕方ないですが結末を知っていると興味半減です。
初めて観たときはそれは感動したものです。
また、何回目かにもなると、やや粗が気になってしまいます。
もっとも気になるのは、
ノアはアリーに毎日手紙を書きますが、アリーは1通も書かないところです。
アリー側からなんのアクションもないのは不可解です。
(そのわりにノアには「手紙をくれなかった」と責める)
大学に行って世界が広がり、楽しくてノアのことなど忘れてしまったと見られても仕方ないでしょう。
この映画、構造がタイタニックに似ています。
身分の異なる若い恋、裕福な婚約者、女性は母親に束縛されている。
描き手は男女逆ですが絵画が出てきますし、小さな子とダンスするシーンもあります。
初見時の感動には及ばなかったものの、一つ一つのシーンが実に芸が細かく、印象的で、恋愛映画の名作であることには変わりないと思います。
映画館のスクリーンで観られて良かったです。