グッド!グッド!グッド!グッド!=4ジェリー

数年前、「映画『オペラ座の怪人』の映画館での上映権が切れる」「もう日本では映画館で観られない」とのことで、観に行ったことがありました。
近くの映画館ではやっておらず、わざわざ舞浜まで車で行きました。

首都高は高いです。
当時は従量課金だったかどうか定かではありませんが。
あと、イクスピアリに行ったら映画だけで帰れるはずがなく、駐車料金が・・・
(あの~、その話長くなりますか)

その「オペラ座の怪人」が、4Kデジタルリマスターとなって再上映されるとのこと。
上映権うんぬんはどうなったのか、デジタルリマスターだと別なのか、といった疑問はおいといて、再上映はありがたい。

ミュージカル映画でいうと確か「レ・ミゼラブル」(ヒュー・ジャックマンの方)も上映権が切れていると聞いたおぼえが。
こちらは再上映は無理なんでしょうか。
また映画館で観てみたい。

「オペラ座の怪人」、音響の良い映画館を選んで観に行きました。

映画そのものもそうですが、当時を思い出して懐かしい思いでいっぱいです。
よく真似したなぁ、等。
クリスティーンが「phantom~」を歌うシーン、最後「アァ~」ってだんだん高くなるんですけど、血管切れそうだ、って
「アァ~~~」→(ガクッ)
とかやってた。
誇張したクリスティーン(©️ザコシショウ)。

前回も思ったのですが、ファントムの素顔の半分、そこまでグロくない。
そういう作品じゃないからか。
見た目の印象からは悲哀感が弱いと感じる。
比べるのもへんだが「ダークナイト」のトゥーフェイスなんてすごくて、説得力があります。
闇落ちするのも仕方ない、と。

今回あらためて観てみると、舞台を映画にすることの限界は感じました。
まあ無理はないです。
舞台はライブですから。
ただ、「マスカレード」のシーンは好きです。
こういう、皆で歌うシーン(専門的にはなんと言うのでしょう)は映画では映えると思います。
一人一人をクローズアップできるので。
「レ・ミゼ」の「one day more」なんかもそうです。

ファントム役はジェラルド・バトラー。
私は詳しくないのでうまいのかどうかはわからない。
関係ないけど「レ・ミゼ」のジャベール役、ラッセル・クロウもうまいのかどうかわからない。

ジェラルド・バトラーさんはこの時、あまり有名ではなかったのですね。
このあと「300」に出て、最近は地球を救ってばかりいます。
ラウル役はパトリック・ウイルソン。
この人も当時はまだ無名か。
最近は超常現象研究家として大活躍。
この2人の現在をみると時の流れを感じます。
クリスティーン役のエイミー・ロッサムさん。
森泉に似ている。
ラ・パルフェのモノマネを思い出してしまいました。
なにそれって感想。

「オペラ座の怪人」やっぱりいいです。
曲が頭から離れません。
久しぶりに舞台を観たくなりました。