次なる工場直売は「ハーバー」でおなじみ、ありあけ製菓の工場に併設されている「ありあけマルシェ」です。
私がはじめての海外旅行で泊まったホテルが「バルハーバー」にあるホテルでした。
関係ないです。

ハーバーのホームページ、自らを「横濱ハーバーワールド」などと称している。
かなりファンキー。
ちなみに「濱」表記がかまいたちの濱家さんの「濱」。
関係ないです。

ありあけマルシェは10時営業開始で、5分前頃に着くとすでに5人ほど並んでいらっしゃいました。

ハーバーといえば、生観戦していた横浜スタジアムで阪神の佐藤テルが場外ホームランを打ったとき、ハーバーの看板の上を飛んでいったんだよな
~、と思っていたら、正しくは「鳩サブレー」の看板の上、でした。
神奈川銘菓違いでした。
なんの話?

こちらありあけマルシェは、正真正銘、英語でいうとジェニュインな私が望む工場直売。
いわゆるアウトレット的商品が数多く並んでいます。
調理パンが100円で売られており、歓喜。
ありあけってパンも作っているのですね。

最も面白かったのが「ハーバー詰め放題」。
1,080円で、用意されたビニール袋にハーバーを詰め放題というもの。
店内にいくつかルールが示されています。
中でも興味深いのが、「ハーバー本体の3分の1までなら袋からはみ出していても良い」というもの。
3分の1をめぐる、店と客のし烈な攻防とか想像してしまった。
アメフトみたいにスケーリング(定規で測ること)するのだろうか、とか。
目測でわからないからVAR導入、とか。

店「これは3分の1より出ていますねぇ」
客「いやあ、どう見ても8分の3くらいですよ!」
店(アンタそれ3分の1以上や)
とか。

先客の方々はそろって詰め放題に申し込み。
もちろん私も参戦しました。
ビニール袋をもらって、楽しくハーバーを詰めていたのですが、ふと周りを見ると様子がおかしい。
誰も詰めていない。

見ると、皆さんビニールをゆーっくり伸ばしているのです。
破けないように丁寧に。
!
少しでも多く詰めるために袋の面積を広げているのです。
良い感じのマダームみたいな人まで一心不乱に伸ばしていました。
そういうことするのか。
知らんかった。
詰め放題の常識なのか?

皆さんの目が(初心者め)と語っているようでした。
被害妄想。

悔やんでもすでに遅く、ハーバーを詰めてしまったビニール袋はほとんど伸ばせないのでした。

とはいえ、楽しかったです。
テーマパークのようでした。
過去にいくつか工場直売に行きましたが、満足度トップクラスでした。