グッド!グッド!グッド!グッド!グッド!=満点ジェリー

先日も書きましたが、TOHOシネマズのポイントの有効期限が近い。
「からかい上手の高木さん」を観て、無料鑑賞分に到達したのですが、観たい映画がない。
「からかい上手の~」で日本映画も良いな、と思ったので「青春18×2 君へと続く道」を観ることにしました。
そもそも鉄道好きで、鉄道が出てきそうな題名だったというのもあります。
また、主演の清原果耶は朝ドラ「おかえりモネ」で観て知っていたということも。
ただ、後でわかったのですが、これは日本映画ではないのかも。

泣けた。
私は相応の歳ですが、若いうちは好きなことをやらなければならないなと思いました。

終盤で明らかになる事実があります。
この映画では岩井俊二監督作の映画「Love Letter」が重要な役割を果たしており、それを観た人なら早い段階でその「事実」に気づくはずということのようです。
しかし私は「Love Letter」を観ていたにもかかわらず気づきませんでした。
「Love Letter」がそれほどハマらなかったので印象が薄いというのもあります。
それだけに終盤での衝撃が大きかったです。
「からかい上手の~」で予想していて全く外れていたので、(まさかこっちだったとは)と思いました。

「からかい上手の~」といえば、作中で1本のコードありイヤホンをシェアしていましたが、この映画でもやっていた。
仲良し描写の定番でしょうか。

単純な感想としては「泣けた」ということになるのですが、テクニカル的にも良くできた映画だと思います。
お話に破綻がありません。
ラストにいままでのシーンの意味を一気に見せるところも上手で、関係ないけど「ユージュアル・サスペクツ」を思い出しました。

日本と台湾、それぞれの景色も美しい。
鉄道もたいへん効果的に使われている。
いまのところ今年観た映画のなかではNo.1です。